熊野古道伊勢路完歩を目指して②
今回記載する部分
今回は田丸を出発して石佛庵までを書きます
前回の振り返り
前回は、夜明け前の滝原宮を出発し、JR滝原駅から多気駅で乗り換え田丸駅まで行きました
noteは、熊野古道についての説明が中心になりました
田丸駅を降りて
50分ほどJRに乗り、JR田丸駅を降りると、すっかり明るくなってました
後で聞いた話ですが、50分ほどJRに乗った距離をこれから歩くんだなと思われた方が多かったようです
私はそんなことを考えず、駅前のモニュメントを見て、これから始まる旅路にワクワクしてました
誰もいないところではスキップしちゃうくらい嬉しくて楽しくてたまらない感じでした
集団行動なので、時間を守り、きちんと歩かないとゴールできないという誓約はあるけれど、時間が許す限り、楽しもうと思いました
一人で参加してる人も多く、いろんな方に声掛けしながら歩きました
6回とも参加する方、1回だけ参加する方それぞれの楽しみ方があります
初めて熊野古道伊勢路を歩く方もいてこれまでずっと歩きたかった思いを聞くこともできました
磁石橋
しばらく歩くと、磁石橋がありました
小さい橋でボーっとしてれば見過ごしそうでした
かつて大手町辻から板屋町入口の善兵衛川に掛かっていた石橋で、おおよそ南北になっていたことから磁石橋と呼ばれていたようです
通り過ぎてから振り返って、磁石橋を撮影しました
田丸磁石橋跡の説明の看板もありました
はせ街道 熊野街道 合流点道標
しばらく歩くと、道標がありました
はせ街道と熊野街道が合流するところです
「左よしの くま乃 みち」の文字が読めます
江戸時代後期に設置されたそうです
「右 紀州街道」の文字が見えました
裏面には「さんくう道」の文字が刻まれてるそうです
分岐点を通り、いよいよ熊野へ向かう気持ちが強くなりました
朝日を浴びて
朝7時16分頃、ようやく朝日を浴びました
眩しくオレンジ色の優しい光に包まれて温かく感じました
きっと今日の参加者は日頃の行いが良いんだなと思いました
石佛庵(いしぶつあん)
たくさんの石仏様がありました
全部で33体だそうです
これは西国三十三所観音霊場の札所の本尊になぞらえているようです
江戸時代の書には「西国札所の始まり」と記されていて、西国巡礼旅の起点とも考えられていました
石佛庵にはたくさんの方が掃除をされていました
また向かいにある建物付近も掃除をされていました
仏様が朝日を浴びて綺麗になる様子が見れました
歴史が残っているのも街の人たちのおかげだなと思いました
ありがとうございます
今回の振り返り
道標があり、いよいよ熊野古道伊勢路を歩き始めた気持ちになりました
また、磁石橋を渡り、昔も今も方角がきちんとわかることで旅が安心して続けられると思いました
石佛庵があり、仏様に癒やされるとともに、西国巡礼も始まる場所で江戸時代の庶民に思いを馳せました
今後も続けて書いていきます
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