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今夏は雨が降らない?!去夏の台風被害経験談

近況

私の記憶では、1か月以上雨が降ってないんです
このままだと苔は干からび樹々も枯れそうでドキドキしてます

いつもは雨が多く、湿度が高い地域です
「バケツをひっくり返したような雨」「弁当を忘れても傘を忘れるな」とよく言われてます

九木神社樹叢、九木崎遊歩道もあり、吉野熊野国立公園は、苔や樹々が綺麗なところです

東北・関東で慣れない台風で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます

いつも三重県に来る台風がそれるのは不思議です
去年のお盆は台風で停電して大変でした

台風前の心がけ、ドキドキギリギリの去夏の経験談を書きます
参考になれば幸いです

台風前の心がけ

家の環境

私の町は「陸の孤島」とも言えます
国道311号だけなのです
雨量が多いと規制により、よく通行止めになります

10分前に放送が流れることが多く、市街地にいると、すぐに帰らないと大変です
一度、通行止めになると、早くても翌朝に解除となるからです

JRも普通だけが停車駅です
でも、JR紀勢線は雨風ですぐ止まります
今回の南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)でも特急南紀が運休となりました

我が家は、道路を挟んで海に面しています
そのおかげか雨水がたまらず、海に流れています

家の横の道は川の上にあり、少し歩くと川が出ています
だから、浸水被害がまったくないとも言えません

私が移住する数年前、雨の影響から土砂崩れの怖れがあり、通行止めになったり、1週間くらい停電になったことがあったそうです

周りは明かりが少なく暗いし、停電すると、部屋の移動も段差があるので足元が見えないと危ないです 

私の家は古民家を購入しました
灯油ボイラーとガスコンロが壊れていたので、オール電化にしました
停電すると、大変です

普段からの心がけ

1週間分くらいの食材を用意してます
冷蔵庫だけでなく、冷凍庫もあります

1 食材

インスタントカレーやカップ麺等の簡単にお湯で調理できるものも備えています

昔、ロイヤルクイーンという鍋を揃えました
鍋の大きさにより1合から1升(10合)まで炊くことができます

2 備品

電気が通らなくても調理ができるように、ガスボンベとカセットコンロ2台を置いています

海に面する入り口に土嚢ができるように土嚢袋を準備してます

停電に備えて、懐中電灯が必要になります
ヘッドライトは、部屋の移動や外へ行くときも両手が使えるので便利です
ランタンや蝋燭も部屋を明るくするために用意してます

急に避難と言われたときやちょっと外に出たいときのために、長靴を用意してます
少しくらいの雨なら、トレラン用のシューズが防水で滑り止めもしっかりしてるので履いています

レインコートを用意してます
防水がしっかりした山登り用です
傘はさしても役に立たないほど、きつい雨や風が多いからです

今のところ、水道が止まったことはありません
万一に備えて、ペットボトルの水を購入したり、給水ボトルを置いてます

3 台風準備

海から来る風が強くて物が飛んでくると窓が割れそうなので、雨戸を全て閉めます

物干竿を全て家の中に入れます
万一落ちて怪我すると大変だからです

ベランダに置いている植木鉢、メダカを2階の廊下へ並べます
植木鉢も雨風が強いと突然飛ばされそうになります
割れたり、ひっくり返ると大変です

お風呂の水もためておきます
生活用水で使えるからです

海や川には近づかないように気をつけています
町の人は気になるのかよく見に行ってます

足元が濡れて滑りやすいですし、水位が上がっています
高波がくるとさらわれると怖いからです

自分では大丈夫と思っていても、いざ台風が来ると慌てることがあります

去夏の経験談

関東からの帰路

昨年は関東に住む娘のところへ遊びに行き、一緒に三重県へ帰ってくる予定でした
夜行バスで帰る予定でチケットも予約済みでした

台風が来るということで、遊んでいるときも情報を常に聞いていました
すると、夜行バスが運休になりました

インターネットでいろいろ娘が調べてくれました
調べたり、電話したり、電池残量が心配でした
JR紀勢線は、すぐに運休するからあてになりません

名古屋から紀伊勝浦行きのバスがあるので、それはまだ動きそうでした
止まるのが時間の問題と思い、すぐに帰路につくことにしました

新幹線で名古屋まで行くことにしました
新幹線はとりあえず自由席で乗り込みました
なんとか名古屋に着いてバスにも乗れました

私たちが乗った後のバスは運休になりました
事前にバスを予約していて良かったです
私が夜行バスで帰るために車を置いていたところに無事に着きました

ところが、大雨で通行止めの情報が入って来ました
10分で閉鎖されてしまいます

前が見えないくらいの大雨でした
ワイパーを最大にしてもなかなか前が見えず、速度をだいぶん落とすことになります

いつも閉鎖されるところは、遮断機が降りていませんでした
閉鎖されているのは、私たちの町から隣町へ行く道ということが表示板でわかりました

市街地から私たちの町は安全運転で自己責任で行けるということです
スピードを落として、さらに慎重に運転しました

長いトンネル内や山の中は、霧やモヤで真っ白でした

時折殴りつける雨が車体に当たりました
ハンドルを取られそうになるくらい横から強い風が吹いて来ます

慎重に運転して家に着きました
我が家には、帰省していたイトコが母と一緒にいました
通行止めの情報を聞いて、もう今夜は帰って来ないだろうと思って戸締りしていたとのことでした

万一のことを考えて、通行止めならバス停近くに住むイトコ宅に泊まるかもしれないと母に話していたからです

家に帰ったときは、まだ台風が近づいている状態だったので、普通に生活できました
バタバタしながらギリギリ家に着いて本当に安心しました

停電

翌朝、停電しました
クーラーがないと気温も上がって辛いです
大雨なので雨戸も閉めたままです

冷蔵庫のものはクーラーボックスに入れて、冷凍庫で凍らしていた水を入れたペットボトルも入れました

その後、冷凍庫は開けないようにしました

午前中は、昨日の疲れもあり、ゆっくり過ごしました

昼前に、ご飯を炊いて、冷蔵庫に入っていたウツボの干物を火で炙りました
ほかの魚の干物も炙ってお昼ご飯にしました

ランタンだけの灯りで暗い中で食べると食欲が出ません
蝋燭とか明かりを足しましたが、同じことでした

娘が突然帰ると言い出しました
熊野大花火大会が延期になったからです
こちらにいても、電気もつかないし、どこにも行けないからです

調べたところ、多気VISONの方は停電をしてないことがわかりました
VISONから名古屋までバスが予約できました

VISONへイトコも母も一緒に行くことにしました
家にいても、クーラーもつかず、テレビもつかず、真っ暗だからです

高速道路は通行止めでした
国道を走って行きました

VISONでそばを食べたり、コーヒーを飲んで過ごしました
その後、娘を送りました

雨が気にならない程度にまでおさまってました
国道を通って帰ることになるので、その通り沿いにあり、イトコが行きたいと言っていた皇大神宮別宮 瀧原宮へ行くことにしました

皇大神宮別宮 瀧原宮は、元伊勢と言われて、内宮の別宮になります
祭神は天照大御神です

初めて行きましたが、とても心地良かったです
雨が上がって、空気が澄んだ感じでした
参道から見る樹々や川のせせらぎが涼しく感じました


瀧原宮 ねじれ杉



参道と並ぶようにして頓登川が流れています
頓登川は大内山川の支流なので、伊勢神宮内宮横を流れる宮川の上流になります

参拝した後、家に帰りました
電気がつくようになっていて一安心しました
娘も名古屋から新幹線に乗れた連絡がありました

まとめ

  • 台風情報、道路情報、交通情報等

  • インスタント食品

  • 飲料水、風呂の残り湯

  • ガスコンロ、ガスボンベ

  • 懐中電灯、蝋燭、ランタン、ヘッドライト

  • レインコート、長靴

  • クーラーボックス、凍らせたペットボトル

  • 土嚢袋を置く

  • 物干し竿、植木鉢等を入れる

  • 雨戸を閉める

  • 予約した情報、連絡先、キャンセル方法をメモする

  • 他のルートも調べておく

  • モバイルバッテリーを持ち歩く

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