四季で味わいが変わる塩を、ありのまま味わう「塩テイスティング」をしてみませんか?
こんにちは。za you zenスタッフの岸本です。
同じ海から摂れ、同じ製法なのに、四季によって見た目も味わいも変わる「za you zen 四季の塩」。海のミネラルを豊富に残すことにこだわって創られ、それぞれ個性的な特徴を持つ四季の塩をより愉しんでいただきたい。その想いで、今回特別に、「食べること自体を禅的な瞑想と捉えた、心を調える食べ方」を提案し、味わう喜びと生きる喜びを感じる時間を提供しているZen Eatingのももえさんにご協力いただき、「味わい方」を通して、塩の美味しさや複雑さ、自分の感覚を新たに気付ける「塩テイスティング」の方法をご紹介します!
味わいをありのまま感じる「塩テイスティング」とは?
私自身、四季それぞれの塩での味の食べ比べや、他の塩との食べ比べは何度も行ってきましたが、今回ご紹介する「味わい方」は、今までの「食べる」とはひと味違う新しい方法です!正直なところ、最初、「味わい方」で味の感じ方が深まる、味わいの幅が広がる、と聞いた時はピンとこず、「どういうことだろう??」と疑問符が並んだほど。
でも、実際にももえさんのご協力の元、za you zenのスタッフ何人かで体験してみると、「時間と共に塩の味わいが変わってくるのが分かった。」「言葉にできない複雑な味わいを改めて感じる」「知識として知っていたが、粒の大小やピラミッド型の塩を発見して可愛いさを感じた」などスタッフそれぞれの面白い発見があり、今までとは異なる愉しい体験になりました!
スタッフでもそれぞれ感じ方が違ったように、ご自身の五感のまま、感性で感じて、「味わうこと」を愉しんでいただければと思います!
塩テイスティングのポイント
①「自分の感性で感じる」…感じ方は人それぞれ。正解はありません!
②「体感のまま受け止める」…甘味・塩味などと分析しすぎず、「これは何だろう?」という体感のまま受け止めると、言語化すると削ぎ落される魅力まで感じられるかも!
③「遊ぶように味わう」…子供が遊ぶような感覚で行うと、いつもと違った顔が見えてきます!
実際に「塩テイスティング」をしてみましょう!
四季の塩単体で行ってもよいですが、是非、普段お使いのお塩と比べて違いを愉しんでみてください!慣れてきたら、四季の塩4種類の比較や、旬野菜に旬の塩をかけた状態で試してみるのもオススメです。
ステップ1:事前準備
テイスティングしたいお塩を2つまみ分準備します。口はゆすいで空っぽの状態に。
ステップ2:身体を調える。
体を揺すったり、深呼吸をして全身をゆるませます。
頬や顎などの噛む際に使う部分を軽くマッサージしてほぐします。そのまま、手で喉からみぞおち、食道、胃まで食べ物の通り道を感じてください。
手を楽にしたら、一呼吸、鼻から息を吐き切って、鼻から吸って、胸を楽に開いて、微笑んで頬をゆるませ、息を吐き、胸の前で手を合わせたら、食べ物と自然と支えてくれた人々に感謝を込めて「いただきます。」
ステップ3:塩と遊んでみる
塩をやや少なめのひとつまみ程、手に取ります。
まずは、手の上で触ったり、近づいて見たり、指ですり潰してみたり、と子供が遊ぶような感じで接してみてください。「食べたいな」と身体が求めたら、口に入れます。
ステップ4:味わってみる
そっと舌の上に塩をのせて、舌を動かしたり、噛んだりせずに、しばらくそのまま目を閉じてください。手や肩は力を抜いて、リラックスした状態で舌の上に塩がのっている感覚を味わいましょう。少しずつ舌を動かします。上下左右、舌の裏や頬の方など口の中で塩を転がします。
口のどのあたりで、しょっぱさを感じているか、塩味以外の深い味わいを感じているかを愉しみ、身体のわずかな反応にも耳を傾けます。存分に味わったら、飲み込んで後に広がる余韻を愉しみます。喉からお腹まで下りていく感覚や、唾液が出たり、後に広がる余韻の味が変わったりと新しい感覚を感じてみてください。
ステップ5:再び味わう
一度、水を飲んで口を空っぽにしてから再度行います。
先ほどより塩の量を増やしてもう一度味わってみてください。一度目には気づかなかった感覚を発見できるかもです。
最後に、胸の前で手を合わせて「御馳走さまでした。」
プラスα:こんな愉しみ方も!塩のjourneyを感じる
塩を口に含みながら、塩が生まれるところから、口に入るまでの旅路に想いを馳せるのも面白い味わい方です。
塩が生まれた山口県油谷湾の海。人の手が入らない原生林が約80%も残る森に囲まれた湾状の海に、2本の大きな川から、雨と共に流れ込むたくさんのミネラル。そこで生きる猪や鹿、フクロウやイルカなどの動物、創り手である雄然さん、釜で焚かれ大小さまざまな大きさの塩の結晶が出来上がる工程など、目を閉じて自分なりに思い描いて一緒に旅をするイメージをしてみてください。
最後に・・・
普段、ここまでしっかりと「味わう」ことに集中した経験がある方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか。私自身初めての経験でしたが、言葉だけでは言い表し難い味わいの複雑さ、塩味だけではないことを身体で実感できた面白い体験でした!ぜひ、感性豊かなお子さんと一緒に試されてみるのもオススメです。
「海のミネラルをそのまま塩に」という、創り手雄然さんの考え方を、食感、触感、粒感、温度感など、いろんな観点から感じられる新しく、面白い経験ですので是非みなさん一度試されてみてください。
食べる瞑想「Zen Eating」のご紹介 ZenEatingは食べることを瞑想と捉え、心が調う時間を提供しています。
「一口ずつお箸を置く・6口を10分かけて食べる」といった五感を研ぎ澄ましたマインドフルな食べ方で、日常の食事が豊かで味わい深く感じます。
禅にインスピレーションを得た丁寧な食べ方ZenEatingは、10カ月で30か国1600名の心の安らぎに貢献。Google、パナソニックなど複数企業に提供実績があります。
Zen Eatingに関して詳しくはこちら▼
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