久方振りに
立春|魚上氷
令和6年2月18日
一昨日、親しい友人2人と久方振りに会い、飲みに行った。
それまでは3人で毎月のように会って飲みに行っていたのが、偶然仕事や遠出が重なったりして、約半年ぶりの再会となった。
1軒目ではそれまでの半年を埋める会話を。2件目は将来やこれからの話を。それから笑いながら街をぶらぶらとし、3軒目ではぼうっとしていて何を話していたかあまり覚えていない。
前候のレターで、「大切なものほど、次々に無くなってしまう」というひと文があった。本当にそうだなあと思いながら、けれどこの時間は一生無くなってほしくないなと思っている。何歳になっても、こうやって集まってけらけらと笑いあいたいなぁ。そうだといいな。
5,60代くらいの、繁華街の駅前でガハハと笑うおじさんたちをみて、ふとおっさんになった僕らを重ねてみた。
-S.O.
魚氷魚
ウオコオリヲイズル
立春・末候
さっき昼寝をしているときに、こんな夢を見た。
ビルの自動ドアを出ると、外は雪の降る真冬の夜。びゅうと吹き込んでくるとても冷たい風に、弛緩したこころをしゃんとさせられる。
心地よさの春を目の前に、冬の風が少し恋しくなった。
参考文献
なし
コヨムは、暦で読むニュースレターです。
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久方振りに
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