ライオンビール
幼い頃から読書が好…てのは嘘でして
親の前で良い子ちゃんを演じるために
親が喜びそうな文科省指定図書的なものを
わざと選んで読むフリをしておりました。
次第に演じ続けることに無理がきてしまい
ある日、素直に装丁が可愛い本を母にねだり
そこから色々な本を手に取るように
なっていきました。
最初に選んだその本は「金色のライオン」
作中に出てくる飲料が美味しそう、と
さも現実に存在しているかのように
母に話しかけたことを覚えています。
...₍₍◞('ω'◞) さておき
大河ドラマが好きです。
今年の主人公が紫式部とのことで
今年はそれに関する歴史番組も見たり
資料を求めたりと
御多分に洩れず少し勉強しております。
そこで自分の愚かさにぶち当たりました。
素直に白状します。
呆れないでね。
「源氏物語」って源氏じゃないのね。
皇別氏族の中でも
いまも多く残る4姓「源平藤橘」
でも紫式部の頃の源氏といえば
既に公家というより武家の印象。
何より執筆依頼主が藤原道長。
紫式部も藤原為時の娘。
モデルとされている具平親王も源氏ではなく。
どこに源氏?あれ?
一応教科書レベル的には学んでいたのに
何故かリアル源氏の世界の物語だと
思い込んでいたのです。
その雅な世界。男女の駆け引き。
裏に流れる政の世界。
それは主人公の名が源氏なだけで。
リアル藤原権勢の雅な時代絵巻。
なんということ
何故いままでその当たり前に気付かなかったのかしら。
恥ずかしい
ドラマのラストに表示されるアレだわ。
穴があったら入りたい
🕳️
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