課題『胴体が獣の要素が入っているドジで天然な無性の探偵もの』
【大学の授業:キャラクター創作論課題】
割り振られた設定から、キャラとストーリーを作るという課題。
【割り振られた設定】
胴体が獣の要素が入っているドジで天然な無性の探偵もの
B.【設定・立場】
梛原探偵事務所に勤める通称ミヤはスーツが似合う男性のように見える。
梛原探偵事務所の社長であり探偵の梛原が3年前にミヤをスカウトした。
その出会いは、梛原の元に来た1件の依頼。
それは「近所に現れる怪物を捕まえて欲しい」というものだった。
その怪物は黒いマントを被り、夜な夜な中学校の前に現れるのだった。獣の目的情報が多く入っていた。夜歩いているとトンっとふわふわの毛に包まれるのだという。
その調査に乗り出した梛原が突き止めた正体がミヤであった。
ミヤは、胴体だけが獣の怪異だったのだ。幽霊やお化け、妖怪のたぐいであるのだが、時代が移り変わるにつれ、自分の存在価値がわからなくなり、驚かす相手も何をして驚かすのかも分からなくなっていた。口裂け女やテケテケのような今も語り継がれるポピュラーな怪異ならば怖がる人もいるが、胴体が獣なだけのただの人なのだ。そういう悩みを聞いた梛原は、ミヤの事を雇う。ただ、面白そうだから、それだけで。
その噂を聞き付けた日本各地の怪異が依頼を持ち込んでくる。
ミヤは、梛原の右手だけど隠し玉として暗躍することになる。
C.【ストーリー・言動】
ミヤは少し自信の無い節がある。しかし、色々と抜けている社会に適応していない存在なので、人間の言葉がいまいち伝わらない。見張っといて、というと見ているだけ。ターゲットが逃げたとしてもぼーっとして「見てました!」という。蝶々に気を取られて追いかける。
だけど、人の心が分からないからこそ抱きしめて、柔らかい胴体の毛に包む。その行為は、突如するため人々は驚くが優しい気持ちにする力がある。
怪異だが、もともと人を癒す神様的な要素を持った妖怪だったのだ。
ファンタジー系が実に苦手なため、もう意味がわからなくなった私。無理やり自分の得意分野の怪異を使うが訳が分からねぇ……、なんだこれ……、と思っていたところ、授業中に良かった作品として紹介して貰えました。
先生
「かわいい、キャラクターが可愛い。人間の心が分からないという設定なのに、抱きしめる、というのがギャップがあって可愛い。」
とにかく可愛いという評価でした。よかった。
支離滅裂過ぎてわろてまうけど……。