2024春のオフ会西日本旅行①
お久しぶりです。
最近は暖かくなってきて凍える夜が過ぎ去りつつありますが、代わりに花粉がsub inして最悪な気分になる日もありますね。日本語がおかしいですけども。
今回は、3/8~12に行った関西オフ会旅行記について記しておこうかなと思います。
今回は1日目。次回からはまた2日目以降も書いていきますよといったところで。今回はポエム調でいこうかなと。
3月8日金曜日。度重なる生活習慣の乱れから昼夜逆転が続いていた私は、当然その日も眠れるはずもなく起き続けていた。飽きもせずにただモニターを見つめ、キーボードとマウスを動かしていると、時刻はもう5時を回っていた。私は、そろそろ行く時間だなと考えながらも、心のどこかで今回の旅を全て断念して今から睡眠してしまおうかとも考えていた。というのも、当時私はややbadな状態であり、バイト以外ではほとんど外に出ていなかったからだ。しかも、今日から使う予定の青春18きっぷもまだ購入していない。その上、オールで普通電車に揺られ続ける旅の始まりで、4-5日の旅行に体が耐えられるのだろうか。そんな逃げのための邪念を振り払うべく、私はガス給湯器の電源ボタンに手を伸ばした。シャワーを浴びたことが功を奏し、オールで脳死となった私に無心で旅の準備をさせてくれた。
時刻は5時20分。私はまだモニターを見ていた。そして、e5489のマイページにログインした。私はこの日の前日、復路のために寝台特急であるサンライズ瀬戸号を予約した。出発が近くなって予約が取れることは稀だが、たまたま取れたのである。しかし、それは喫煙の寝台。私はタバコを吸わないため、禁煙の寝台が空いていないか出発前に確かめたかったのだ。時は5時30分となった。私は予約の変更画面を開き、まっさきに出発日を入力した。すると、画面に禁煙席△の文字が現れたのである。私は胸を躍らせてその図形をクリックし、禁煙席への変更に成功した。このファインプレイにより、私の今回の旅へのモチベーションが爆上がりし、ウキウキで準備をすることとなる。
時刻は6時30分。夜の気配は消え、外は明るくなった。さあ、行こう。エアコンを消し、私は玄関の戸をそっと開けた。。。すると。。。
うん。雪が積もってた。うんなんで?(桃太郎ボイス)
しかも雪はみぞれのようで、一歩一歩足を進めるたびにビチャビチャと不快な音を立てる。正直サンライズをキャンセルして帰ろうとも思ったが、逆張り男はその道を無心で駅まで20分歩き続けた。
時刻は7時前。ようやく最寄りの私鉄に乗り込んだ。中はぎゅうぎゅう詰めの通勤列車で、JR駅まで20分程度とはいえ、コーヒーと整髪料と加齢臭と香水の匂いが充満する車内は中々の地獄であった。チンポデカマラなどと考えているうちに、北千住駅に到着した。私は自動券売機で青春18きっぷを購入し、有人改札へと向かう。後戻りはもう出来ない。そう思うと旅が始まるという実感が湧いてきて、ワクワクしている自分がいた。私はコンビニでお茶とおにぎりを購入し、グリーン車である5号車の乗車口に並んだ。今回、私がグリーン車に乗れるのは、たまたまJREポイントが貯まっていて交換できたためである。これにより、北千住から熱海という長時間を快適に過ごせるのであればそうしない手はないだろう。
意気揚々とホームで待っていると、列車が到着した。だが、どうやら様子がおかしい。そう、満席だ。通勤ラッシュだ。うん。少し萎えた。デッキに乗り込み、上野駅まで向かう。上野駅で熱海行きに乗り換えたが、結局東京駅からしか座ることは出来なかった。
お茶とおにぎりを食べると、どこもかしこも似たような日本の車窓を見ているうちに私は睡魔に襲われた。特に抗う理由もないので、そのまま仮眠。あっという間に列車は熱海に到着した。隣に座っていた夫婦は子供の習い事について話し合いをしていた。大変そうですね。
ここからはひたすら東海道本線を乗り継いでいく。まずは静岡行きに乗り継ぐ。そして私は終点、静岡駅、ではなく途中の興津駅で下車。これには理由があり、次に乗る浜松行きはここ興津駅が始発なのだ。つまり、浜松までの時間、着座できることが確約される。素晴らしいことだ。乗換案内のほかに時刻表も確認することで、乗換案内のみに頼って長い移動時間でも座ることのできないlow tier18きっぱーとの格の違いを見せつけていくことができ、ちょっと気持ち良い他、到着時間が変わらなくても少しでも快適に移動するための工夫していくことが熟練の18きっぱーなのだ。(何様)
ふと、窓の外を眺める。別に面白くもない。私はまた意識を飛ばすことを決意した。浜松へタイムスリップ。
次は、長い静岡県を抜けた愛知県の豊橋行きへの電車に乗り継ぐ。寝た。浜名湖は一応見たが、この前の週に家族で伊勢に行ったのでここまでの景色は全部同じだった。
豊橋からは大垣行きに乗り換える。踏切トラブルで予定していた列車から一本遅れてしまったが、それでも構わない。麺を整える。(けんた食堂)
途中の名古屋で下車。名古屋のナゴの部分と。時刻は14時すぎ。そろそろお腹が空いていたので、ホーム上の立ち食いきしめん屋に入店。きしめんは初めて食べたが、非常にさっぱりしていておいしい。麺類で言えば二郎系ラーメンの完全対極系といった感じである。驚いたのは、名古屋駅にはパッと見た感じ各ホームに最低1個はきしめん屋があることであった。そんないらんくね?俺は良いんだけど〜。
そんなこんなで、再び大垣行きに乗車。そろそろケツに微かな違和感が。睡眠で誤魔化し、大垣に到着。ここでは20分の乗換時間があったため、改札外へ。すると大垣城+湧き水マップなるものがあった。私は湧き水が好きで、その場にあったらどこでも立ち寄りたくなる。まずは駅前の湧き水スポットに向かった。
すっかり湧き水に心を惹かれた私は、乗り継ぎを遅らせて大垣に1時間滞在することを決定。プチ大垣観光が始まった。湧き水を見て、大垣城を散策。街の雰囲気も悪くなく、城下町ならではのまちといったところか。心なしか商店街の寂れている感じは否めなかった。
気になったら途中で下車することが出来ることはやはり間違いなく青春18きっぷならではの体験と言えるだろう。新幹線、飛行機などの高速移動が発達した今でも、普通列車の旅はこういった旅の思いがけない出会いを生み出してくれる。また、新幹線や飛行機という2点をつなぐ移動に比べて普通列車の旅は膨大な時間を費やすことで無数の経由地を通り、その軌跡をより実感しやすいのだ。旅は素晴らしい。そんなことを思いながら、私はまた米原行きの列車に乗り込んだ。
米原への車窓は他の東海道線の景色とは少し異なる。というのも、米原から関ヶ原周辺は若狭湾から流れ込む季節風によって日本海側に近い気候となっている。そのため、雪がよく降る地域として知られている。いわゆる伊吹おろしと言われるらしい。(今ググった)そのため、山々に加えて、雪景色を楽しめる。これは新鮮であった。
そんなこんなで米原に到着。新快速網干行きの表示を見ると、そうか、関西に来たんだなと実感させてくれる。大阪にあるグレ宅まであと少し。体感では、私の尻はすでにおそらく5つほどに割れてしまっている。それでも私のケツ意は硬かった。椅子もね。はい。
大阪につき、グレとmkw、wiiスポーツをプレイ。マクドナルドにてしばし談笑した。わざわざお家まで上がらせてくれてありがとう。楽しかったです。
こうして私は今日の最終目的地である、ふにーの家へ向かうべく、再び新快速に乗り込んだ。新快速はあまりにも爆速で、心と体とマラが震えた。兵庫県にあるふにーの家の最寄り駅には23時前に到着。ここから2泊彼の家にお世話になる。泊まらせてくれてありがとう。
この旅では、1日目と3日目の2回18きっぷを消費した。普通列車のみを利用した長距離移動は旅好きでない人には到底考えられない手段であろう。しかし、これらの経験をしながらこの日かかった交通費は2410円である。素晴らしい。やらない手はない。疲れるから長期休みに1.2回くらいがちょうどいいね。
また暇な時2日目以降書きますね。
そんな感じの1日目でした。ゾウマラと。
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