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【中小企業の採用マニュアル】④求める人物像を設定しよう!

「採用って、どこから手をつければいいか分からない…」に応える「中小企業の採用マニュアルnote」へようこそ!

第4回は、求める人物像の設定について。中小企業では、求める人物像の概念が大手企業とは異なるので、より人を惹きつける人物像を設定することが鍵です。ポイントに分けて考えていきましょう。


1.理想からリアルへ

 大手企業は知名度が高く多くの応募者が集まるため、コミュニケーション力やリーダーシップ・海外経験などの高い条件を掲げ、これを満たす人を選別することが可能です。しかし、中小企業が同じ条件を設定すると、応募者がほとんど集まらないという現象が起こります。

 中小企業に必要なのは、人を惹きつけるための求める人物像です。魅力的な働き方や生き方を提示することで、応募者の共感を得られるようにすることが重要です。大手が高いハードルを設けるのに対して、中小企業には人を引き寄せる工夫が求められます。

2.社内ヒアリング

 中小企業における求める人物像の設定では、社員へのヒアリングが重要です。現在活躍している社員の特性や働く喜びを明らかにするため、ヒアリングを通して会社が選ばれる理由や活躍する人材の共通点が見えてきます。

 具体的には、10名ほどの社員に30分程度のヒアリングを行い、待遇面以外の魅力や価値観を探ることが有効です。この情報を基に「こういう人がうちの会社で活躍しています」と具体的に示すことで、求職者に共感を得られる求める人物像を設定することができます。

3.経営者からヒアリング

 求める人物像を設定する際、経営者からのヒアリングも重要です。経営者がどのような人材に活躍してほしいのか、その思いやビジョン・理念を把握することで、経営者の考えに共鳴する求職者を引き付けることができます。    
このような経営者の視点を取り入れることで、求める人物像をより具体的で魅力的なものにすることができ、会社の価値観に共感する人材を集めるための有効な情報となります。

4.再現可能な人物像

 中小企業が求める人物像として重要なのは、「再現可能な人物像」です。これは理想的な条件を掲げるのではなく、具体的で実現可能な基準を設定するということです。

 例えば、ある飲食関連の商社で社員にヒアリングを行った結果、学生時代に飲食店で働き、その経験から飲食業界に関心を持った人が多いことが分かりました。そこで、求める人物像を「学生時代に飲食店で働いた経験があり、飲食業界に興味を持っている人」とすることで、具体的な共感や関心を引き出すことができました。

5.カウテレビジョンの場合

 社内ヒアリングから、多くの社員がもともと大手マスメディアへの就職を希望していたことがわかりました。就職活動を進める中で、時代感や業務内容、自分の理想とのギャップを感じ「何かが違う」と思い始めたタイミングでカウテレビジョンに出会い、インターネットテレビ局でポジティブなコンテンツを発信するという理念に共感して入社を決めた人が多いです。

 社内ヒアリングから、カウテレビジョンの場合は、従来のマスメディアに疑問を持ち新しい価値観を追求する人材が適していると引き出すことができました。

 つまり、大手企業が高いハードルを設定しているのに対して、中小企業は「惹きつけられる」求める人物像を提示することで差別化を図ることができるというわけです。

6.社内に存在する価値で惹きつける

 具体的には、社内ヒアリングを通じて明らかにされた企業の価値や特徴を複数挙げ、それに共感する人々をターゲットとすることで、より広範囲に応募者を引き寄せることが可能です。

 たとえば、物流企業の例では「人間力を鍛えたい」という価値観を持つ求職者に訴求することで、応募者の興味を引きつけられます。

 このようなアプローチは、中小企業が自社の魅力を効果的に伝える手段となり、過去の経験を踏まえた上で実践的な戦略として有効だと言えます。この方法を参考にすることで、採用活動における成功の可能性が広がるかもしれません。

7.人材段階説

 人材のレベルは徐々にしか高まっていきません。「類は友を呼ぶ」です。既存社員よりも突発的にレベルの高い人を採用しても馴染めずに早期離職するケースをこれまで何度か見てきました。

 即戦力として初日から活躍できるようなレベルの高い人材の入社よりも、既存社員のレベルにマッチした人材の入社が、共に長く働くことができ、その結果として活躍人材が育ち、次世代に繋がります。

 この考え方を求める人物像の設定に取り入れることで、どの段階の人材をターゲットにするか、またはどの段階から採用を行うかを明確にし、企業のニーズに合った人材を効果的に育成する戦略を立てることができるでしょう。興味がある方は、過去の動画があるので参考にしてください。


What's next?

 次回のテーマは➄「選考基準の設定の仕方」
適切な基準を設けることで、求める人物像に合った人材を見つけやすくなります。採用担当者にとって重要な選考基準をどのように実践に落とし込むかを具体的にお伝えします。どうぞお楽しみに!


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 「中小企業の採用マニュアル」を最後までご覧いただきありがとうございます!株式会社カウテレビジョン髙橋の助手・牛島が執筆しています。
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