自宅療養するかもなあなたへ。備蓄リストをつくりました。
こんにちは。コロナにかかったニートです。
ホテルも病院もベッドが埋まってきて、自宅療養になる方が増えているみたいですね。
「自宅にいるから、意外と不自由ないのかな」と思ってたけど、実際自宅療養してみたら「食べ物ない!飲み物ない!薬ない!動くのつらい!」って感じで、結構大変でした。
当たり前だけど、自宅を出られないから、買い物にも行けない。食べ物も、日用品も、買いに行けない。なくなったら終了。
私は幸い母が差し入れにきてくれたし、4日目くらいからホテル療養に移れたのでよかったですが、療養終了後にはいろんなものを備蓄用に買い足しました。
自宅療養、ホテル療養を経て必要だと思ったもの。
それから、いろいろ意外と困るポイントと、対処法。
私の経験をもとに、まとめてみました。
最初に、絶対にやめてほしいこと
すべての物資に共通してお願いしたいのは、決して買い占めようとはしないでほしいということです。
自分が買いすぎることで、必要な誰かに届かなくなってしまうということも頭の片隅に置いておいていただけたらなと思います。
備えておきたい食料たち
自宅療養にむけて、備えておいた方がいい食料をまとめました。
本当は生のフルーツなんかもあったらよかったけど、そういう日持ちしないものは抜いています。通販の商品は大体1~2日くらいで届くので、これらを3日分程度常に備蓄しておけば、大丈夫だと思います。
・レトルトおかゆ
・レンチンごはん
・鮭フレーク
・冷凍野菜(長ねぎ、ほうれん草、きのこ類)
・冷凍お肉(鶏もも、豚バラ)
・冷凍うどん(テーブルマークのが好き)
・缶詰フルーツ(みかんとか桃とか)
・ゼリー飲料
・経口補水液(水に溶かして飲むパウダーは場所も取らないのでおすすめ)
・お水
最高に具合が悪いときはレトルトおかゆをチンして食べてました。起きるのも辛いときはゼリー飲料や経口補水液を、横になりながら飲んでました。あ、あとで書くけど、ペットボトルストローがこの時大活躍しました。
鮭フレークは日持ちするし、おかゆやごはんにかけるだけで幸せな気持ちになるので、オススメです。
お野菜やお肉をカットして冷凍しておけば、雑炊やなべ焼きうどんにざざーっといれるだけで栄養のある食事が作れるので、とても便利です。プチっと鍋などがあると、味付けも超簡単。
缶詰のフルーツは、甘くてさっぱりするので重宝しました。気持ち程度ですが、ビタミンなどの栄養補給にも。嗅覚異常でも、果物はおいしいです。味覚異常の方からも「みかんなどのフルーツは味がわからなくても美味しく食べられる方」ときいています。ジュースなんかもいいと思います。
体力が落ちているときは、水やスポーツドリンクより経口補水液が良いです。お腹への変な刺激にもならないし、すっと体に入っていく感じがします。(二日酔いの時にもいいよ)
水道水がいやな方は、お水のストックも忘れずに。
備えておきたい日用品たち
食べ物以外だと、こんなものを備えておくと良いです。
・パルスオキシメーター
・酸素缶
・体温計
・常用薬
・ペットボトルストロー
・小さい加湿器(ペットボトルにつけられるタイプなど)
・ティッシュペーパー5箱
・トイレットペーパー3ロール
・肌着(洗濯できない時用に、多めに)
・石鹸類
(・スマホやタブレットスタンド)
コロナになったら「体温」「酸素飽和度」が大事な基準になります。「すごく具合が悪い」より「体温が39℃」「酸素飽和度94%」の方が、保健所の方も「これは入院・救急車が必要だな」などと即時的確な判断ができます。そのために使うのがパルスオキシメーターです。脈と酸素飽和度を測れます。
精度の低いものもネット販売されているそうなので、性能などはよく見て購入してください。私のいたホテルでは「村中医療器」さんのパルスオキシメーターが使われていました。
ただ、現在は品薄状態が続いているとか。絶対に買い占めようとはしないでください。自宅療養者向けに貸出を行っている自治体もありますので、まずは相談してみてください。
★5/8追記
最近、「酸素飽和度が低下しても搬送・入院ができなかった」という話が散見されますので、備蓄リストに酸素缶を追加しました。商品の詳細は下記を参照してください。
体温は大事な基準だけど、私は初日以外ずっと37.5℃を超えませんでした。平熱っぽくてもコロナな可能性はあるってことも覚えておいてね。
常用薬。とっても大事。自宅療養開始時に「あと3日分しかない…!」は大ピンチです。私も喘息の薬が切れかけてピンチでした。療養は最低でも10日間になるので、2週間分くらいはストックしておけるよう、かかりつけの先生に相談してみてほしいです。(ホテルに移ったとしても、処方できるのは咳止めなどだけ。持病の薬などは処方できないようです)
ペットボトルストローは、横になりながら水分補給できるのでとっても便利。体調が悪くて起きるのも辛かった時は、大変重宝しました。ストローを付け替えられるものの方が、洗いやすいし衛生的でおすすめです。100円ショップで買えるので、是非。
100円ショップで、ついでに小さい加湿器も買っておくといいと思います。もしホテル療養に移ることになったら、割と必要になります。ホテルの部屋って乾燥しがちだから。
ティッシュ、トイレットペーパーも意外となくなると困るところ。特に私は鼻炎持ちなこともあって鼻水が酷かったので、ティッシュがみるみる減っていきました。鼻セレブ万歳です。
体調不良時の洗濯は本当に大変なので、肌着は多めに買い足しました。最悪肌着だけ変えれば、パジャマは数着でも乗り切れます。
シャンプーや石鹸も、ストックしておいた方がいいです。体調が悪いときに、頭や体がちゃんと洗えないとすっごく気持ち悪いからね。
スマホ・タブレットスタンドは、なくても困らないけど、あったらいいなってくらい。横になったまま動画をみたり、SNSをみたりするのに、あったらいいなーと思っていました。
あとはテレビ電話をするとき、意外とスマホの置き場所に困りました。1000円くらいで買えるので、気になる方は買っておくといいかなと思います。
意外と困る、症状経過わかんない問題
保健所やお医者さんと話をすると、必ず「いつから・どんな症状」があったのかを聞かれます。これが意外と思い出せない。
私はツイッターにこまめに症状を書いていたし、恋人や家族にもLINEで症状をお話していたので、それを見返しながらお話をしました。
私たちには些細と思える症状にも、重要なサインが隠れていることがあるといいます。ちょっとした胸の痛み、ちょっとした咳の頻度の増加、ちょっとした寝苦しさ。なんでもいいです。とにかくこまめにメモを取ってください。
ツイッターに書いておくと、フォロワーさんから応援のメッセージをもらえたり、「その症状はこう対処すると楽になる」「その症状は危険なサイン」という情報が集まったりもするのでオススメです。
グーグルではコロナ関連の情報が規制されているので、日頃のコロナ情報収集のためにも、このタイミングでツイッターを開設するのはとってもいいと思います。
私もツイッターで質問や相談に答えたり、私の嗅覚異常の経過を話していたりするので、よかったらフォローしてください。
私のツイッターはこちらから!よろしくね。
意外と困るゴミ処理問題
自宅療養中は、もちろんゴミも捨てにいけません。袋がいっぱいになったら、玄関などに積んでおくしかありません。コロナウィルスはゴミにも付着するので、玄関の外にも置かないでください。お願いです。
そうなると困るのが、臭い問題。特に生ごみ。
室温で放置すると臭いがひどくなるので、そうなる前にこまめにまとめて冷凍庫へポイしていました。ちょっと抵抗があるけど、私の場合は冷凍庫にいれてしのいでました。袋を二重にして、空気を抜いて、しっかりしばる。
ホテル療養から戻ってから全部燃えるゴミに捨てたけど、特に問題はありませんでした。
応急処置としては、これが1番いい気がします。
意外と困る悪寒問題
発症当初、尋常じゃない悪寒があって、ちょっと大変でした。
ヒートテック2枚に、ふわふわのパジャマを着て、着る毛布を着て、毛布と羽毛布団をかぶってもダメ。そもそも当時の札幌は寒かったし、うちの暖房が弱いっていうのもあるけど、悪寒問題には何かしらの対策が必要かも。
私の場合は母がニトリでNウォームのふわっふわのあっっっったか毛布を差し入れてくれて、事なきを得ました。その日は久しぶりにゆっくり寝ることができました。
電気毛布とか、電気ゆたんぽなんかもいいと思います。
悪寒対策グッズは多少かさばるから、収納スペースなどと相談しながら備えておくといいと思います。
さいごに
自宅療養、意外と大変だと思うので備えておこうねーというお話でした。
いろいろ書いたけど、1番大事なのは「本気で体調が悪くなる前にちゃんと気がつける・保健所などに連絡ができる」ということ。
そのためには、自分やご家族の体調の変化をこまめにメモして把握しておくのが1番大切なことです。と、療養を通して思いました。
他にもいろんなことを発信しています。あなたに必要そうな情報があったら、ちょっと覗いてみてほしいです。
それでは、また。
私に、コーヒーを一杯ごちそうしてくれませんか。