相談事例の回答を公表しました(20/11/18更新)
【11月18日更新内容】通所介護のPCR検査についての相談がありました。この相談事例の詳細はこちら
現場で感染管理やってみたけど、これはどうしたらいいの?この場合は?というようなやってみたから出てくる疑問があります。それに専門家からなるコンサルチームが素早く丁寧に回答しましたので、その相談事例を公表します。公表には相談者の許可を得ています。
相談事例1 陽性者が使用した寝具はどのようにしたらいいですか?(特養の方からの質問)
回答 次亜塩素酸ナトリウム水溶液につけたりすることが難しい場合は、7日ほど寝具を放置してから、通常処理をすることも可能です。
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相談事例2 感染拡大地域では施設への訪問診療はどのような診療形式をとるべきですか?(サ高住の方からの質問)
回答 感染防御対策をとり入居者の居室を訪問して診療することが望ましいです。
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相談事例3 感染拡大地域で入居者が発熱した場合、防護策をどこまで取ればいいですか?(サ高住の方からの質問)
回答 可能な限り施設内での感染拡大抑止対策を徹底しましょう。
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相談事例4 訪問利用者の家族がPCR検査を受けたそうです。職員の感染予防策を強化すべきですか?(在宅ケアの方からの質問)
回答 職員の健康観察と感染予防策を可能な限り強化しましょう。
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相談事例5 訪問看護ステーションに感染予防策を通知しても徹底されません。どうしたらいいのでしょうか?(在宅ケアの方からの質問)
回答 アクションリスト6を職員と共有し必要な活動を検討する機会を持ちましょう。
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相談事例6 濃厚接触者の方の居室でケアを行う場合、マスクはどこで外すべきでしょうか?(サ高住の方からの質問)
回答 居室を出てすぐのところで外しましょう。マスク不足のある場合はマスク表面に手を触れないようにしつつマスクを着けたままにするのも一つの方法です。
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相談事例7 新型コロナを疑う方のCT撮影後の換気時間はどの程度とればいいですか?(療養型病院の方からの質問)
回答 エアゾルが発生しない限り患者ごとの換気は不要です。
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相談事例8 感染拡大地域にある施設での終末期の入居者への家族面会はどのようにしたらよいのですか?(療養型病院の方からの質問)
回答 感染予防のためのルールを家族と共有したうえで、面会のタイミングと環境を事前に整え、なるべく悔いのない看取りができるように工夫しましょう。
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相談事例9 濃厚接触者のケアをする際、不足するゴーグルをどのように効率的に使用すればいいでしょうか?(サ高住の方からの質問)
回答 ゴーグルは職員個人が持ち歩き、居室前で着用しケアが終わったら必ず消毒しましょう。
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相談事例10 入浴介助の際に介助するスタッフのマスクなどのPPEは必要でしょうか?(看護多機能施設の方からの質問)
回答 感染拡大地域にある施設でなければ、入浴介助の際のマスクの着用は不要です。
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相談事例11 通所介護のBCPを作成中ですが、疑い者が出たときの対応に不安があります。どのように、マニュアル化しておくのがいいのでしょうか。
回答 疑い者への対応は保健所・帰国者接触者相談センターの指示に従います。他の利用者と職員への対応は濃厚接触者の特定と自宅待機指示です。また普段から事業所内での濃厚接触の回避対策を十分にとっておきましょう。
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相談事例12 近隣の介護施設で利用者がCOVID19を発症し、併設のデイサービスが休止となりました。そのデイサービス利用者のかたが、ほかのデイサービスの利用を希望しています。PCR検査のタイミングについて教えてください。
回答 濃厚接触者で無症状の場合、接触してから2週間の自宅待機後にPCRを行います。濃厚接触がないと確認された場合は検査は不要です。
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