COVAでの過ごし方 お客さまへの思い編
前回、前々回と、撮影に同行しお客さま目線でさまざまなアクティビティ体験の様子をお伝えしました。(あわせて読んでいただけるとうれしいです)
3回目はCOVAでの過ごし方を通して、働くことについて考えます。
1.じぶんたちで整えています
COVAの広い敷地の中に宿泊棟は4つあり、訪れたお客さまがゆったりと滞在できる作りになっています。
各部屋の目の前には穏やかな英虞湾が広がり、窓から見える景色は一枚の絵画のようです。
COVAでの過ごし方はお客さまの数だけ存在しますが、心地よく過ごしていただきたいと願うスタッフの思いはひとつです。
アクティビティ、食事、景色、どれをとってもその思いを感じることができますが、より強く感じたのは一番長く過ごすであろうくつろぎの場、客室においてです。
COVAにはベッドメーキング専門のスタッフが存在しません。
支配人をはじめ全員でお客さまのベッド周りを整えるからです。
今回の撮影でも、はじめてベッドメイクを行うスタッフに支配人がコツを伝えていました。
くしゃくしゃになっているベッドの中に足を入れるのと、ピーンと張っているのとではどちらがお客さまにとって心地がいいか。
足がスーッとベッドに吸い込まれていく心地よさを想像し、なぜそうするのかの意味を考えながらひとつひとつの作業を進めていきます。
特別な道具を使うわけではありません。
手刀(手のひらの一面を刀のように使う)でシワにならないようにシーツを織り込んだり、最後に風を入れてシワを取るといった細かいポイントがたくさんありました。
はじめは大変そうですが、慣れると形式美が生まれ、流れるように作業ができるような気がします。
支配人の口から次々飛び出す一流のホテルマンのこだわりを聞くと、お客さまの心地よさのために、見えないところにまでたくさんの思いが込められているのだと驚きました。
お客さまをお迎えするための美しい景色やしつらえですが、実は、それらをいちばん最初に見ることができるのは、整えたスタッフなのかもしれません。
なんとも贅沢ですね。
2.体験の後に聞こえた「おもしろかった」のひとこと
SUP体験、無人島上陸に続いて薪割りの撮影もしました。
限られた時間の中で行うため、モデルさんにも多少の疲れがあるなかでの薪割り体験です。
最初はおそるおそるだったモデルさんも、スタッフの丁寧な指導のもと薪を割れるようになり、撮影が終わった後には、「おもしろかった~」の声が聞かれました。
疲れを超えたおもしろさの理由には、はじめての経験だということももちろんあると思いますが、そばで見守るスタッフの力も大きいと思いました。
女性に限らず、日常生活で斧を持つ機会はそうそうありません。
使い方によっては、事故やけがにつながることもあります。
かつての暮らしの道具を使い、大人が安全にたのしめるアクティビティにうまれかわらせたCOVAスタッフの、お客さまへの思いをあらためて感じる1日になりました。
COVAで働くことはお客さまを想像し、よりよいを求めて行動することでもあります。
一緒にお客さまをお迎えしてみませんか?
3.COVAでは一緒に働いてくださる方を募集しています
採用について
https://kakudapearl.jp/recruit/#recruit_point
COVA未来の里海準備室
TEL:0596-28-0231(担当:本多)