2021年8月23日
やや暑い。雨は降っていないから、自転車で出る。
売れたレコードとお香を梱包して、郵便局へ持っていく。ついでに朝食用の食パンと、今日の昼食用のベーグルを買う。
昨日水出しで用意しておいた新しいアイスコーヒーとともに、ベーグルを食べる。そんなに腹減ってない。アイスコーヒーの豆は今回ので終わった。もうアイスコーヒーの季節も終わるだろう。
今日はひたすらレコードの出品作業。主に昭和歌謡、テナーサックスなど。試聴してみると、時代を感じる。フランク永井がタバコを手に持っているジャケットとかも。
ヒマラヤ杉のお香を焚く。これはマティパルの次に好みかもしれない。特徴がない、本当に木の香り。
暑くなってきた。今日は予報より気温が上がった。エアコンをつける。
「今夜、すべてのバーで」を読む。バーは全然出てこない。昨日はアル中の話だったけれど、今日読んでいる部分ではひたすら麻薬中毒について解説されている。エルビス・プレスリーとウィリアム・バロウズの、麻薬への向き合い方の違いとか。
"バロウズは、アメリカでも屈指の名家出身だが、そうしてドラッグに関わる中で、失うべきものはすべて失った人間だと言っていい。それでも彼はプレスリーのような泣き言は一度として言わなかった。" P115
やはり小説というよりは、エッセイっぽい。物語である必然性が今のところ感じられない。
"「教養」のない人間には酒を飲むことくらいしか残されていない。「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある。" P122
フランク永井:ムード歌謡の王様
今夜、すべてのバーで:1991年刊行。著者は中島らも
ウィリアム・バロウズ:ビートニクの作家
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