音楽再生プレーヤーを振り返る(2024/10)
雑踏一人回です。今回は、自分が使っていた音楽再生プレーヤーを振り返ります。
その前に、前回の一人回「財布の小型化について」にいただいたコメントを読み上げます。「財布の小型化について」の回は、現金やカード、ポイントカードを使わなくなってきたから財布が小さくなった、という話をしました。
僕が中学生の時に初めて使った長財布が、黒い革で鋲のついてるやつっていう話をしました。マジックテープのバリバリいう財布は当時ネットミームになりましたね。初出は2009年に2ちゃんねるニュー速板に立ったスレ「私女だけど彼氏の財布がマジックテープ式だった 死にたい。。」だそうです。PiTaPaは関西でしか使えませんね。全国で使えるポストペイ型って何でできないんだろう。みんな本当に毎回チャージしてるの?
∧_∧
( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□l丶l丶
/ ( ) やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
僕も一応今もクレジットカードは持ち歩いています。滅多に使わなくなっただけで。ほとんどPayPayかQUICPayで済むようになりました。あと僕は知らない店だったり新しい店に全然行かないんで、いつもの決済手段で済んでいるところがあると思います。
それでは今日のテーマ、音楽再生プレーヤーを振り返る。今まで使ってきた音楽再生プレーヤーを振り返りたいんですが、その前に最近一部で話題になった話を紹介します。
3coinsというお店からレコードプレーヤーとカセットプレーヤーが出るそうです。レコードプレーヤーが9,900円で、カセットプレーヤーが5,500円。300円ぐらいなのかと思ったから残念でした。レコードプレーヤーはともかく、カセットプレーヤーって需要あるんですか?今カセットで音楽って聞くんですか?
僕が初めて個人で使ったのもカセットプレーヤーでした。カセットウォークマンを、小学生の時に父親からもらいました。それはラジオがついていたり、マイクから録音できたりいろいろできたやつです。カセットウォークマンはその一台だけで、中学2年生ぐらいまで使ってました。
音楽はCDで買ってましたが、CDは家で聴く用で、外で聞くときはダビングしたカセットテープをウォークマンで聞いてました。当時使っていたのはアイワのカセットボーイHS-JX30という機種で、今中古品を買っても1万円ぐらいします。ちなみに当時は音楽のポータブルプレーヤーをみんなウォークマンと呼んでいただけで、本来はソニーの商品名でした。アイワの商品名はカセットボーイでしたが、誰も呼んでいないと思います。ウォークマンが一般名詞のように使われていました。
父親が何故かアイワの製品が好きで、お下がりでカセットボーイを使っていただけで、自分の好みではなかったです。デザインは無骨だし。当時僕の憧れは、パナソニックのショックウェーブでした。見た目がかっこよくて、頑丈だった覚えがあります。子供の頃から今に至るまで、頑丈な製品への憧憬(しょうけい)があります。他に何があるかって言うと、持ってないけどゼロハリとか。あと僕が使っているナップサックが防刃繊維だったりします。これはアフリカに行くときに防犯用で購入しました。
パナソニックのショックウェーブについては苦い思い出があって、中学生の時にCDウォークマンのショックウェーブを買ってもらったんですけど、クラスメイトの不良に借りパクされました。今でも恨んでいます。
その後すぐに、MDの時代がやってきました。僕が中学2年生の頃に今の実家に引っ越して、それと同時になぜか伯母さんにSONYのCDMDコンポのDHC-MD515ピクシーを買ってもらいました。ジャミロクワイがCMやってたやつです。誕生日か何かだったかもしれません。忘れました。これが多分初めての、お下がりじゃない据え置き型音楽プレーヤーでした。今も実家に置いてありますが、多分もう使えません。
外で聞く用は、SONYのMZ E-35というウォークマンを買いました。これはめっちゃ使いました。中学生の頃は常に持ち歩いていたような気がします。MD以降は、カセットは全く聞かなくなり、CDは買ってもMDにダビングするだけでした。家でもMD、外でもMDで音楽を聞いていました。何を聞いていたのか。中学生の時はXとか黒夢とかが流行っていたのでそのへんだったと思います。もう20年以上前のことだからあまり覚えていません。当時聞いていた録音用のMDは全部ヤフオクかどっかで売ってしまっており、MDウォークマンも壊れて捨てたか何かでなくなっています。
高校に入ってからも、MDはまだしばらく使っていたかも知れません。CDは買っていました。高校生の頃は家にパソコンが来て、CD-Rを覚えました。僕はスカジーでつなぐCD-RWドライブを買って、CD-Rを焼きまくっていた記憶があります。それをまたMDに入れて聞いていたような気がします。このときから音楽を家で聞くときはパソコンでした。
1999年の夏に、青いスケルトンのMP3プレーヤー、Rio500を購入しています。当時高校生でしたが、バイトしたお金で買いました。これは内蔵メモリが64MBしかなく、MP3音源がだいたい1時間分しか入りませんが、1時間分の曲を入れ替えて毎日音楽を聞いていました。MDよりさらに小さく、メモリからの再生なので駆動部分のない、読み込み時間もない音楽プレーヤーでした。これも壊れるまで使いました。その後RioVoltというCD-Rに焼いたMP3を再生できるプレーヤーを買いましたが、すぐ壊れたのかあまり使った記憶がありません。
2001年からiPod時代の幕開けです。当時iPodは高すぎて全然買えなかった記憶があります。しかも初期のiPodはハードディスクで、デカくて重いし、いくら大容量と言えど時代に逆行しているような気がしていました。当時はまだMacも使っておらず。Apple製品に関心がなかったのもありました。
iPod miniからカラー展開があり、ほしいと思いつつもまだ高くて買えませんでした。僕が初めて買ったiPodは2005年に出たUSBメモリタイプのShuffleで、なんと1万円。やっと気軽に手が出るiPodが出て即購入しました。メモリは確か128MBとかすごく少なかったです。液晶もなく、なんならRio500より後退している。でもこの小ささと軽さが良くて、愛用しました。パソコンの音楽プレーヤーは既にiTunesを使っていたと思います。
2007年にはiPod nano 第3世代 8GBを購入しています。この頃はもう社会人で、音楽プレーヤーにそれほど熱もなく気軽に買った覚えがあります。この少し前にiMacを購入していて、iTunesも標準になり母艦との親和性がより高くなりました。ついでに初めて買ったiMacは、アルミ筐体が初めて使われたIntel Macです。
iPod nano から後は、しばらく音楽プレーヤーは買ってないです。2009年にiPhone 3GSを使い始めてからは、スマートフォンで音楽を聞くのが標準になりました。3GSは容量が16GBしかなかったため、この頃はまだiPodと併用していたかもしれません。周りにはまだiPhoneを持たず、 iPod touch を使っている人も見かけました。
でもそのうち、音楽を聞くのは自宅ではMac、外ではiPhoneだけになりました。Macにはタイムドメインミニというスピーカーをつないでました。iPhoneにはヘッドフォンを挿していました。音楽を聞くだけのプレーヤーは持たなくなりました。
CDはいつまで買っていたかな。2010年ぐらいまではかろうじて買っていた気がします。パソコンをiMacからMacBook Airに変えて、CDドライブがなくなりCDから音楽を取り込むこともなくなりました。サブスクが主流になったのはいつからだったか。僕はSpotifyで音楽を聞き出したのが2017年で、音楽をサブスク、もしくはYouTubeで聞くようになったのがそれ以降です。
ところが、ここでまた大きな転換があります。僕は2019年にレコードプレーヤーを買いました。パソコン、iPhoneでも音楽は聞いているけれど、自宅ではレコードで聴くことが増えました。聞いている時間だけなら、今はレコードの方が長いかもしれないです。レコードもせっせと買い集めるようになりました。でもめちゃくちゃ買い漁ってるってほどでもなく、5年前に買ったのを今も聞いていたりします。
そして冒頭で3coinsの話をしました。レコードプレーヤーと、カセットウォークマンが新しく出ます。今僕の手元にはアンティークのようなカセットウォークマンがあるけど、本格的に外で聞く用のカセットウォークマンをそのうち買うかもしれません。最近のカセットウォークマンはBluetoothに対応しており、AirPodsなどのワイヤレスイヤフォンが使えます。いや、でもこの際有線ヘッドフォンでもいいか。
パナソニックのショックウェーブみたいな頑丈なカセットウォークマンが出たら買うかもしれません。古いのを買うのは、まだちょっと怖いかな。聞く音楽については、カセットで音源を売っているミュージシャンがけっこういるから困らないと思います。Bandcampとかでいろいろ売ってます。
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