最近見た映画など

先月始めたPodcast、雑談盗み聞きの第2回を配信しました。テーマは、発売目前のPS4最後の大作「サイバーパンク2077」について「サイバーパンク2077はこうだったら買う」。

YouTubeでも見れます。

12/10の昼頃からYouTubeで次回分のライブ配信をする予定です。Netflixオリジナル映画「マンク」などについて話す予定ですが、正直マンクは全然しゃべることない。チャンネルはこちら。

というわけで、ここ最近は映画ばかり見ていた。まずマンクを見るために市民ケーンを見た。その話は前回軽く書いた。

次の日、市民ケーンはグレート・ギャツビーみたいに昔のわかりやすいアメリカ像を現していると思った。じゃあ昔のわかりやすい日本像を表す映画は何か。そういう映画を見ようということで、黒澤明の生きるを見た。初めて見たのは会社員の頃だったかな。生きるはザ・日本だと思う。僕は主人公ワタナベさんが好きで、あーいうなさけない人の挙動をずっと見ていたいところがある。世田谷ピンポンズの大学生時代しかり。

次の日、マティアス&マキシムを見た。これはよかった。僕はずっとこういう映画を見たくて、映画を見てきたところがある。宇多丸さんが言うところのアイリッシュマンみたいな、グッドフェローズみたいな、ゴッドファーザーみたいなポジションにある映画。例えば「マイ・プライベート・アイダホ」なんかが同じ系統に入る。あっちのほうがアート寄りだったけれど。

それは一体どういう系統の映画なのか。映画の表面的な部分で言うと、まず繊細な主人公。家庭に恵まれていない。ゲイ。コンプレックスを抱えている。破滅的な生活。友人に恵まれている。友人を好きになるがうまくいかない。こういう映画はだいたい僕の琴線に触れる。なぜだろう、よくわからない。心情だったり境遇だったり、自分に重ねるところがあるんだと思う。

そして次の日やっと見たマンク。これについては配信でも話すと思うけど、印象としては、映画ヲタのための映画。他に誰か喜ぶ?

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