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流れるように

帰ってきてからのこと

入籍した

籍を入れてきた。キャラじゃないな、こんなことをこんな場に書くとか。ただ身の回りのことを、続々と。

前回の日記で「夏ぐらいに入籍するかも」と書いていたのを意外と読んでくれていた人がいて、報告したら「夏じゃなかったの?」的なことを言われた。早まったんです。たまたま機会に恵まれて。こんな感じで軽く書いていますが、それまで挨拶に行ったり、そもそも住民登録がないから転入届を出したり年金の手続きをしたり、指輪を作ったり共有のGoogleカレンダーを作ったりなんやかんやしてました。この後ハンコを作ったり、相手は山のような名義変更を抱えていたりと事務手続き嵐です。式とか旅行とかそんな予定はまだまだ。

帰ってきたことについて

僕がボランティアを途中で辞めてガーナから帰ってきたことに対して、向こうやその親は「人生を狂わせた」とか「申し訳ない」と思っているそうだ。そんなふうに引け目を感じられるとは思ってなかった。ボランティアを辞めて途中で帰ってきたのは僕自身の意思であり、向こうのためでありつつも、「このタイミングで帰らない人間が、パートナーとか無いよな」という自分の判断であった。言うならば自分のためでもあるから、向こうが申し訳なく感じる必要は全くない。

僕が普段からボランティアの話とかガーナの話を名残惜しそうに話し過ぎなんじゃないか。そういうのは向こうに気を遣わせてしまう。僕にとってボランティアはもう終わったことなんだから、早く意識を切り替えたいと思う。同時に、僕自身も無職ノープランの状態で帰ってきたことに引け目を感じている。これじゃあまるで3匹目の猫だと。しかしこれも相手からすれば引け目を感じる必要のないことであり、お互いおあいこなのだろう。

何をやるのか

周りからは「帰ってきて何するの?」とたびたび聞かれる。当然のように聞かれる。ガーナから帰国したのが3/3だから、そろそろ3週間。いつまでも「まだ帰国したばかりで」とは言ってられない。自分の場合特にやりたいこともなくボランティアに行っていたため、帰国後のプランなんてなかった。2年の間に考えればいーやーと軽く考えていたら5ヶ月で帰国することになり、帰ってきて何するの?問題に直面している。

ノープランというわけではないが、ノープランに近い。「帰ってきて何するの?」と聞かれたら、「店をやるつもり」と答える。すると当然ながら「何の店?」と聞かれる。何の店なんだろう?具体的には決まってないから、何でも売る店だと答えている。古本とか、古着とか、雑貨を売ったり、コーヒーを出したり、空き部屋に宿泊させたり、それって何の店だ?どれも全然その道を知らず、素人の浅知恵もない。何となくで始める。

不動産情報を見てはいるが、まだ場所も決めていない。店舗物件を借りることになるだろう。家から近ければ近いほどいい、安ければ安いほどいい、広ければ広いほどいい。居抜きが理想。築年にはこだわらない。人に相談すれば、そういうのは募集に出ていないから人づてで探す方がいいと言われた。でも物件情報も見ている。まだ大雑把だから、もうちょっと具体的にしていこう。5、6万以下で出ていれば理想。路面とかでなくていい。雑居ビルの一室とかでも。権利関係調べないと。

そういう話の出処

なんでそんなことをやろうと思ったかというと、「しょぼい起業で生きていく」という本を読んだから。もう35歳だし、いまさら再就職なんて無理だろう、そもそもやりたくない、と思っていた。しかし結婚するとなれば、ふたたび会社員として働くことも視野に入れていた。

そんなことをパートナーに話していると「自営業のほうがありがたい」と返ってきた。彼女は日々忙しく働いており、僕のことを「家庭を見てくれそうだから適任」と思ったらしく、会社勤めになれば家庭を見るのが難しいため、できれば自宅にいられる自営業をお願いしたいとのことだ。なるほど、それは会社勤めをやりたくない自分にとっても好都合だ。しかし何をやろう?と思っていた矢先だった。この本に出会ったのは。

しかもこの本、僕が見かけたタイミングではnoteで全文公開されていた。

この本を書いた「えらいてんちょう」こと矢内さんはYouTuberでもあり、宗教のネタを視聴したことがあった。

本に書いてある内容はまた次回にでもまとめます。興味がある方は貸し出しもします。

サポートいただけると店舗がその分だけ充実します。明日への投資!