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食べる楽しみについて(2023/12)

雑踏一人回です。今回は、食べる楽しみについて、考えてみたいと思います。

その前に、頂いたコメントを読みあげます。

2023年12月20日配信の「雑踏的、気になるけど買ってないもの2023」へ、このテーマの発案者であるOssan.fmのくりすさんからコメントを頂いてました。前回読み上げるのを忘れました。

この回は、Ossan.fmの第265回で語られていた「気になるけど買っていないもの2023」のオマージュ企画というか、テーマを借りて僕とポーさんで話した回です。それでは、頂いたコメントを読み上げます。

chris4403Dec 20, 2023
オープンテーマへの参加ありがとうございます!調光サングラス(度入り)使ってますが、夏場は便利ですよー。ただまあどうしても必要ってものでもないですよね。

ということでした。ありがとうございます。僕が「気になるけど買ってないもの2023」に調光サングラスを挙げていて、くりすさんは使ってる側のようです。普段からメガネをかけられていて、少年野球のコーチなどもやってらっしゃることなどから、僕よりも調光サングラスとの距離が近かったのかもしれません。

Ossan.fmで話されていた中では、僕は唯一炭酸水メーカーが自宅にほしいと思ったことがありました。ハイボールをよく飲むので。でも持ってません。いらんかなと思って。

もう1件、前回2023年12月24日配信の「普段遣いのカバンの変遷」へ、ひろひろしさんからコメントを頂きました。この回では、僕が個人的に使ってきたカバンの移り変わりを話しています。それでは、頂いたコメントを読み上げます。

ひろひろしDec 24, 2023
カバンのこと、よく覚えていらっしゃるなぁと思いましたが、私もいくつか思い出しました。大学生の頃は一澤帆布のカバンがかっこいいなぁと思ったので、ショルダーバッグを持っていました。今は財布・サコッシュ・ショルダー・トートバッグ、すべて無印良品のを使っています。あとジュードバッグもめっちゃ持ってます。

ということでした。ありがとうございます。一澤帆布、僕は持ってなかったけど、高校の友だちが使ってました。サコッシュは僕も無印の物を使ってます。無難でいいですよね。

無印と言えば、空港にあるのがとても安心です。関空や成田に入ってました。旅行するのにちょっとした忘れ物があっても、たいてい無印にあるもので事足りる。ユニクロも空港に入ってるけど、今から旅行って時に、着るものはなかなか買い足さないことが多いです。ウルトラライトダウンなんかは場所も取らないし飛行機は寒いから、出発前に空港で買い足していいものだと思います。

食べる楽しみについて

はい、それでは本編に入ります。「食べる楽しみについて」。このことを考えてみようと思ったきっかけは、少し前にtoggetterされていた「「食に快楽を求めない民族」が話題だけど、あらゆる快楽の中で「美味しいものを食べる」を1位に挙げているのは日本だけ、という世界調査があるらしい」を見かけたことでした。

この世界調査とはTENGAが2019年に行った調査で、日本以外の多くの国が「最も快いと感じるのはどれ?」という質問に対して、セックスと答えていました。

僕はなんだろう。でもこの「もっとも快いとき」みたいな質問に強いのは、快楽中枢というか報酬系に直接働きかける薬物の類だと思うんですよね。

日本人の1位は「美味しいものを食べる」だったけど、僕の1位ではありません。僕はあまり消化が得意じゃないから、食べることがそんなに楽しめない。食べる量も少ないです。どれぐらい少ないか、めちゃくちゃ少ないわけではないけど、奥さんよりは少ないぐらい。奥さんは標準だと思います。

食べることは、僕にとって頑張ってやることの一つで、ハードルが高いです。食べることそのものが嫌いとか、好きな食べ物がないわけではないけど、1位というほどではない。

味音痴ではないと思います。美食家でもないけど、不味いものはできるだけ食べたくない。同じ食べるなら美味しいものの方がいいと思うし、美味しいか不味いかはそれなりに判断できていると思ってます。人が不味いと言っているものを、美味しい美味しいと言って食べていることはほとんどないかな。それよりも「美味しくないけど食べられる」と言うことが多い。

ただその、味はわかるけど、食べることの優先順位が低いから、めんどくさいと簡単な方を選びがちです。美味しいものを食べるために手間暇をかけたり、お金をかけたりはしない。例えば長期旅行をしていたとき、現地のスーパーで買った食パンにサラダとハムを挟んだサンドイッチが、僕の食事でした。毎回そうというわけではないですが、節約しているときはこんな食事を毎日食べていました。地域の美味しいものを食べたいとかは、まあそんなにないかな。どっちでもいいというぐらい。

それでも僕が、唯一食べる楽しみに目覚めた時がありました。それは半年ぐらいアフリカに住んでいたときでした。僕は郊外にある人口1000人ぐらいの小さな町に住んでいました。そこではあまりにも娯楽がなく、酒と煙草と食事だけが唯一の楽しみでした。煙草は評判が悪いからって、あまり吸えなかったかな。

酒は現地のビールのみ。同じものを毎日嗜むだけ。食事も基本は毎日、3種類ぐらいのローカルフードをローテーションで食べてました。そこまで不味いというわけではないけど、同じものばかり食べていると飽きる。なかなか退屈でした。

そこで、僕の唯一の楽しみになったのが、首都に行った時に外食レストランでローカルフード以外を食べることになりました。首都に行くのは月に1回あるかないかでしたが、首都には懐かしのハンバーガーチェーンやケンタッキーから、中華料理屋、イタリアン、日本食屋まで、郊外の町からすれば選り取り見取り、なんでもありました。それらは外国人向けの外食レストランで、現地の人は一部の金持ちしか入らないような高級レストランでした。そこで僕は腹が壊れるぐらい食べたことを覚えています。火鍋とか、それまで食べたことなかったけどアフリカでは何度も注文しました。

その半年間が、僕が食べることの喜びを、最も感じられた期間でした。他の楽しみがないため、食べる楽しみの優先順位が上がっていました。何かもっと楽しいことがあれば、食べる喜びを知らないままだったかもしれません。


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