衣類・靴の修理費用支援制度というものがあるらしい
みなさん、本日もお疲れ様です!
今日も今日とて、洋服補正をしております。
ニュアンスカラー糸色が、依頼を受けた生地と完全にマッチするという、ささやかな勝利を感じた先日の私です🏆
以前、フランスで持ち上がっている洋服についての法案を投稿した際にいろいろと調べていると、他にもフランス国内で洋服の消費・生産に関する対策が法案として施行されているとのことでして、
その中でも一番気になるのが、
衣類・靴の修理費用支援制度を開始
はっっっ!!なにこれ!!教えてよ!!😂
目的は大量消費、大量廃棄を減らし、同じものを永く使い続けるため。
手当がアイテムごとに決まっていて、お客さまはその分の割引の料金で利用でき、後に割引きにした分の手当が修理屋さんに支給されるという仕組みだそう。
もともとヨーロッパでは一点物オーダーメイドや修理、世代にわたり使い続ける文化が広く当たり前にあるだけでなく、その分それぞれの技術者人口や会社、団体も多いし規模も大きいんですよね。なのでこういった施策が現地には大きな影響につながるんじゃないかなと考えています。
修理屋さんの利用が身近になることは、さらに、永く使い続けることを前提としたお買い物も増える可能性もあるかな、と。それによってたとえばレザークラフトや高単価層のブランドに注目が集まれば、服飾業の潤いにもつながりますね!
またこの制度を担うのは、リファッション(Refashion)という民間法人。こうゆう財団が国と動いてくれるという点も規模の大きさを感じます。Webサイトを覗くと多岐にわたる活動や支援をしていて、とても面白い団体でした!ぜひ翻訳機能で読んでみてください!
また、フランスでは2022年の時点で、電気・電子製品の修理支援制度があり、今後は、スポーツ用品、DIY用品、家具などにも対象を拡大する予定とのこと。
外国の政策について詳しく調べる機会がないので、その点についても面白いと感じました〜
個人的には、どんな政策も一長一短だし効果があるかどうかはやってみないとわからない、だからこのように国が制定して動いていること自体に賛成します。ファーストペンギンを担うフランスに感謝!!
あとは、こんなに私が知りたいニュースがSNSなどのフィードに上がってこないとは、まだまだアルゴリズムの精度がなってないぞ。。。。とも思いました。
他にも素敵な法案などあれば教えてください〜!