MasterClass Lesson: Day 3 "Tom Morello's sounds~noise~influences"

今日もMasterClass "Tom Morello"編を続けていきます。
トム・モレロ先生の音づくりにはノイズ・サウンドが欠かせないわけですが、本人直伝になると今までとは違う説得力と解像度の高さがあります。

MasterClassはドキュメンタリー映画さながらの丁寧な動画づくりで飽きがなく、付属しているpdfの資料もよくできています。
この動画づくりのために"ノイズ・チャート"なるものをつくり、トム先生の音に言葉を充てています。ご丁寧にペダル・セッティングも付記している親切設計。ここまでみてくると、DD-3とワーミーが欲しくなりますね。
いままで数多のギタリストがオリジナルの音づくりをしてきましたが、ここまで特筆される音を出せるアーティストは数少ない。目の付けどころがシャープなだけでなく、自身のインスピレーションを忠実に再現しようという意志や信条の強さが伺い知れます。

そして、トム先生が影響を受けた音楽についても語っていますが、Woody Guthrieの"This Land Is Your Land"を弾き語りで聴かせてくれます。シンプルコードにフォークの源流を感じさせるしみじみとした詩世界に、現世界の軋轢を思わずにはいられません。

トム・モレロという音楽家の源流を窺いながら、自らのナラティブになぞらえて導かれる音を追求していきたいと思いました。

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