大槌まつり 小鎚神社神輿渡御 2024年9月22日
2024年9月20日〜22日の3日間、岩手県大槌町の大槌稲荷神社と小鎚神社の例大祭が合同で行われる「大槌まつり」が開催されました。
22日の小槌神社例大祭に行って見物させてもらいました。
去年、臼澤鹿子踊の方から大槌まつりへお誘いを受けていましたがタイミングが合わず行けずだったのでとても楽しみでした。ホームページの情報以外の予習はせず行ってみました。
この日は生憎の雨で、石巻を出発する時も祭り執り行われるかどうか、、、と悩んでいましたが三陸道を飛ばして行ってみたら雨の中みなさんカッパを纏って郷土芸能団体のみなさんやお神輿の六尺さん、神社の関係者、そして地域の方々が気合い入れて開催されていて驚きました。
僕も上下カッパで完全防備で見物へ。
臼澤鹿子踊の方に聞いたら、「警報や災害にならない限り、雨では祭りは中止にはならないよ」とのこと。なるほど。
同じ空間に様々な芸能のお囃子が同時になっている。空気や熱が混じり合う、様々な音が響き合ったり、ぶつかったりして生まれるうねり、本当に凄い。
去年、今年と6月にあった大槌芸能祭(サーモンまつり)で見たことのある団体も見ましたが、やはり祭りだからか熱量が更に熱い。雨にも負けず、というより雨の力も一緒にという感じもしました。(実際は濡れたり楽器や道具を養生したりで大変かと思いますが)
お神輿は2つ出ていて、日本武尊と一柱の神様がいるのかなと思っていたら、一つは観音様(?)のお神輿みたいで、神仏習合時代の名残りだそうです。
(紫の縄で卍印が入っているお神輿)
iPhone11 Proで撮影していて、防水なので大丈夫と思っていましたが、マイクなどに水が入ってしまい途中から音声が変になってしまい少し焦りました。
(後ほど、ちり紙や自然乾燥で事なきを得ました)
お神輿に様々な芸能団体も付いてきて、ところどころで門付け(門打ち)していたりもする。
自分達も気合いを入れての参戦でしたが、早朝移動と雨に濡れたのが効いたのか、お昼休憩で車に戻って少し目を瞑ったら2時間近く経ってしまってしまい数か所付いていけず。
しかし、なんとか小鎚川での芸能奉納と渡御には間に合いました。
連日の雨で、川が増水して流れがかなり強くなっていた為に水垢離で御神輿が川を渡らず辺りで揉んで、神社へ戻りました。
神社の宮入りはギリギリまで頑張る担ぎ手達。
そして、その後の鹿子踊と大神楽。そして餅まき。
最初から最後まで本当に素晴らしいお祭りでした。
是非また見物に行きたい。今度は御神輿の川渡りを見たいな。