桃子の夢って何?
はじめに
久しぶりにnote書いてます田舎です。
初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。シャニマス横浜公演も近いので、少しnote欲が上がってまいりました。とか言ってたら終わってました。筆が乗らねぇ…。
実際に公式もキャンペーンやってますね。
今回のキャンペーンでどんな作品が生まれるのか、楽しみで仕方ありません。
さて、というわけで私も久しぶりに筆を執ることにしました。
内容はズバリ…
『桃子の夢って何?』
分かります、シャニマスじゃないのか、キャンペーン外だろ、そんな意見が聞こえてくるようです。
知りません。
今、桃子について書きたいんだから仕方ないんです。
これについて書こうと思ったきっかけは、あるFFさんのミリアニ8話の感想でした。
「諦めかけていた二人が新しいものを掴む話」
ざっくりこんなこと言っていた気がします。(間違えていたらごめんなさい)
その時に思ったんです、「桃子の夢ってなんだ」と。
最近桃子Pになった者として、凄く興味が出ていました。
自分の担当が何を追いかけているのか。
何を目指しているのか。
その想いの元にはどういう経緯や過去があるのか。
そんな新人桃子Pの私が、少し考えた事を書き出してみたので良ければ読んでいただけると幸いです!
今回の構成は以下の通りです。
さて、早速書きたいことをかいていきたいと思います!
まず、桃子を語る上ではこの話はしないといけません
桃子の生い立ち
ご存知の方も多いと思いますが、桃子は現在おばあさんと二人暮らしです。
なぜおばあさんと二人暮らしなのか、それは両親が別居状態であるためです。
「別居状態でもどちらかと暮らすことは出来る」
こう考える方も多いと思いますし、実際に片方と暮らしてるケースも多いでしょう。
では、なぜ桃子はそうじゃないのか。
両親と桃子の三人で暮らしたいからです。
これは、単純な桃子の願いですし我儘?です。
そして、その願いを叶えようとするがあまり、桃子は大事なものを失ってしまうのです…。
桃子の失ったものは「周りの人(両親、仲間、信頼など)」。
簡単に言葉にするならこんな感じでしょうか。
桃子は幼少期から子役として活躍していました。
その中でも上手い子役であり、出演番組や主演番組も多くありました。
それらの全てを失ってでも叶えたかった想い、それが「両親と三人で暮らすこと」なのです。
しかし、桃子はまだ子ども…。
考えついた方法は「我儘な嫌な子を演じる」というものでした。
その結果はお察しの通り、周りの人は桃子から離れていきます。
そこまでしてでも手に入れたかった日常、そこまでしても手に入らなかった…。
こうして桃子は芸能界を干され、「一人で何とかする」という考えがある程度凝り固まってしまったのです…。
そうして月日が流れ、765プロという新しい「家族」に出会います。
そこからの桃子が本当に良くってぇ….!!!!!
これ以上話すと「ローリング△」の話が出てしまうのでまた別の機会に…。
この家族との出会いのおかげで、桃子は「ビジネスライク」の関係ではなく、「楽しいから!」と桃子が本心から言える関係になりました...。
これからも心から「楽しい」と思える場を大事にしてね…。
デコレーション・ドリ~ミンッ♪
はい!実は今回、これについて書きたかったので筆を執ったと言っても過言ではありません!!
ここを書ききった時、目的の9割は達成されることになります…。
やったね!
まだMVを見たことない人がいる…そんなこともあるかもしれません。
Youtubeのリンク貼っておきます。
これより下を読む前に見てください。見なさい。
そんなわけでまずは歌詞から見ていきたいと思います。
年相応の可愛らしい曲調、可愛らしい歌詞、そんな印象を与える楽曲となっています。
そう、この楽曲は「年相応の桃子」や「アイドルとしての桃子」が強くフォーカスされています。
何ででしょうか...?
少しそれを紐解いていきたいと思います。
曲のタイトルにもなってますし、歌詞の中でも度々出てくる「夢」というワード。
今回の意味の「夢」は「寝ている時に見るもの」という意味で間違いないでしょう。
しかし、夢というのは諸説ありますが、その時自分が強く思っているもの、望んでいるものを見る、という話もあります。
今回はそういった視点で桃子の「夢」、つまり「強く望んでいるものは何か」というものを考えていきます。
それが、桃子の「叶えたい夢」にも繋がってると思うので…。
私は先ほど、桃子の過去の家庭環境についての話を書きましたね。
そこも踏まえて考えるに、桃子の「強く望むもの」は「家族三人で暮らすこと」でしょう。
先ほども述べた通り、桃子はこの願いを叶えようとしたあまり、大切なものを失っていくこととなっています。
しかし、大切なものを失っても両親は迎えに来てくれなかった…。
そして月日は流れ、桃子が765プロに所属になったある日、桃子の元に両親から連絡が来ます。
内容は「お父さんとお母さん、どちらかと暮らさないか?」というものでした。
そう、桃子は二人のうちどっちかを選ぶように迫られたのです。桃子の気持ちも考えずに…
桃子は悩みます。三人で暮らしたいのに叶わない選択を迫られているのですから…。
決められずに悩み続ける桃子にPは「桃子が決める必要はない」という話をします。
だって桃子は「子ども」だから。
桃子はこれを言うと少し怒るとは思いますが、彼女は子どもなんです。
親が(二人で)迎えに来てくれるのを待っていても何ら不思議ではない。
幼稚園や保育園のころは皆さんも親が迎えに来るのを待っていたはずです。
その頃から親元を離れてしまった桃子からしたら、「迎えに来てほしい」気持ちがあるのは至極当然…。
そしてその気持ちは「デコレーション・ドリ~ミン♪」の歌詞の中にも少し表れている気がします。
「ベットはね馬車になっちゃって パジャマはドレスになって
お星さまのシャンデリア ほらね舞踏会」
太字の部分…シンデレラじゃないですか…!?
しかも「王子様のキャスト用意するね」…!?
もう完全にシンデレラなんですこの歌詞は。
シンデレラは王子様に迎えに来てもらうお話…。
もうお分かりかもしれません。
桃子はシンデレラのように「迎えに来てほしい」という想いが強いんです…!
王子様に迎えに来てもらうシチュエーションは女の子なら夢見るもの。
だからそのシンデレラのように両親(王子様)に迎えに来てほしい、そんな想いが幼少期から残っているんです…。
そう考えると、桃子が両親のどちらかを選べなかった理由がよりわかる気がします。
また、これを裏付けるこじつけとしてもう少し歌詞に注目してみます。
「おやすみのあいさつはあなたへの招待状!」
「おやすみのあいさつはチケットよ観に来てね!」
「おやすみのあいさつは約束の招待状!」
全ての歌詞に「おやすみ」という歌詞があり、そして誰かを招待しています。
まず考えたいのは桃子の年齢で「おやすみ」を毎日言う相手は誰なのか、ということ。
親ですよね?
つまり、この曲は桃子が両親にも向けている曲であることは間違いないと思います。
また、一番のサビの一部を見てると
「おやすみのあいさつはあなたへの招待状!
一緒に踊ってほしいから王子様のキャスト用意するね
夢でお会いしましょう」
となっています。
「一緒に踊ってほしい」…?
Pは一緒に踊る相手とは言い難いし、ファンの人たちも然りです。
「おやすみ」を言って「一緒に踊ってほしい」から「王子様」のキャストを用意する…?
これ、お父さんに向けて歌ってるのでは…?
お父さんと一緒にいたい想いの表れでは…??
多分これはそういうことだと思います…。
この流れで2番のサビは…
「おやすみのあいさつはチケットよ観に来てね!
一緒に歌ってほしいから一番前の席用意するね
ご招待してあげる♪」
そう、「一緒に歌ってほしい」なんです!!
先ほどの話に照らし合わせるなら、これはお母さんに向けて歌っていると考えることが出来ますね…。
一番前の席用意する、つまり自分を一番いいところで見てほしいという考えですし、桃子の年齢なら授業参観もあるはずです。
本当は近くで見ててほしいという想いが強いんですね…。
もしかしたら授業参観でもそういった想いがあるのかも…。
そしてラスサビ
「おやすみのあいさつは約束の招待状!
一緒に遊んでほしいから、色とりどりにデコってみちゃうんだ
夢でお会いしましょう♪ 絶対に見に来てね!
きっとお会いしましょう♪」
「一緒に遊んでほしいから」!?!?!?!?!?
これが両親に対する想いでしょ…。
ずっと離れて生活してる中で、ずっと寂しい思いをしていた桃子。
これをずっと夢見てるんですよ…。
しかも歌詞の「絶対に見に来てね!」
これはコミュの中でも触れていますが、桃子はこの曲の初披露公演に両親を招待しています。
両親が来たかどうかについては触れられていませんが、これも桃子の本心でしょう…。
桃子は強がりも多い分、こういった年相応の想いも強い子なんです…。
桃子…。
でも、これで終わりではないのです。
だって、曲名には「デコレーション」がついてます。
つまり、この「夢」をもう何段階か彩るというわけです!!
桃子の「夢」の根幹にあるものは「家族三人で暮らす」といったものであることに間違いはないと思います。
その願いがケーキでいうところのスポンジ部分ならば、今から書く内容は「生クリーム」や「トッピング」みたいなものだと考えてください。
桃子の新しく彩られた夢は「トップアイドルになること」。
間違いなくこれです。
本当に信頼できる人が出来て、本当に信じ合える仲間が傍にいて
桃子が本気で目指そうと思える環境が整っています。
昔は両親のことを考えるあまり、そういった野心すら芽生えていなかった桃子が今はこうして芸能界のトップを目指そうとしているわけです。
しかも!「トップアイドルになって両親に迎えに来てもらう」という思いではなく、自分のために!
元となる強い願いはあり、桃子の中でそれが変わることは無いですが、その夢に「トップアイドル」という大きく目立つ彩りがされたことは確かです。
そんな想いが詰め込まれた曲、それがこの「デコレーション・ドリ〜ミンッ♪」なんですよ…。
桃子のデビュー曲に、こういった想いが込められているんです…。
リーチ・アップ・ステップ
桃子の夢の話に触れているので、この曲にも少し触れていこうと思います。
桃子の4曲目のソロ曲となっています。
この曲に関して、言うならば「成長」だと思っています。
今回、話したい内容は「夢」なので「成長」に関してはまた別のタイミングで...。
それでは歌詞を見てみましょう。
桃子の夢について触れている部分は
「おんなじ情熱を おんなじ感じて
はじめて目線がちゃんと繋がった
This is わたしになるステップアップ
いつか夢のむこうへ
一緒にいこうよ…なんてね♪」
「おんなじ情熱を おんなじ感じて
はじめて目線がちゃんと繋がった
This is わたしになるステップアップ
いつか夢のむこうへ
いけちゃうかも(uh yeah)」
ここですね。
「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」との違いが何なのか
個人的には大きく分けて2つあるかな、と。
1つ目は「相手との目線」です。
「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」はアイドル桃子がステージに招待しているので、初めは相手がこっちを見ていない可能性があります。それこそ、桃子が招待した両親が桃子を見てない感じなので…。
しかし、「リーチ・アップ・ステップ」の歌詞ですよ…。
「はじめて目線がちゃんと繋がった」
これなんですね...!!
この時、桃子のことをちゃんと見てくれている人たちがいるんです!
ではそれは誰か…。これがそのまま2つ目になります。
2つ目は「誘っている相手」です。
「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」は先ほども述べた通り、桃子の両親に向けての曲。それに対して、この曲は765プロやプロデューサーに向けて歌っている曲となっています。
そう考えると、「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」と「リーチ・アップ・ステップ」で掲げている夢は若干異なっているのかな、と。
「デコレーション・ドリ~ミンッ♪」は先ほども述べた通り、「両親と三人で仲良く暮らすこと」という想いが強い曲になっています。
それに対して「リーチ・アップ・ステップ」は「トップアイドルになること」が強くなっていると考えられます。
そう、初期と今ではだいぶ夢も変わってきているのです。
それは何故か。
「アイドルにとって765プロが家族だから」
これでしょう!
ミリアニでも琴葉が言っていました。
「ミリオンスターズは家族のような存在」だと。
桃子は765プロという家族が出来て、寂しいという想いが消え、目指す夢にも変化が表れてきているのだと思います。
もちろん主軸は変わりませんが、桃子が現状を「楽しい!」と思える環境になれている証拠なんですよね…。桃子…。
おわりに
さて、ここまで桃子の生い立ちも見ていきながら夢について考えてみました。
大きくまとめるとすれば、桃子の夢は「両親と3人で仲良く暮らすこと」と「トップアイドルになること」です。
どちらの夢も大事ですし、桃子が絶対に叶えたい夢です。
その夢について紐解いていくと、765プロやプロデューサーの存在が桃子にとってどれだけ大切で、救いになっているか、それが本当にわかると思います。
桃子の曲と言えば有名なのが「ローリング△」。
この曲は桃子が765プロへの心情の変化が表れている曲です。
この拙いnoteを読んで、この曲への解釈も深まってくれたなら私は感無量です…。
また筆が乗ればですが、今回あまり触れていない「MY STYLE! OUR STYLE!!!」と「ローリング△」についても書くかもしれません。
そこで、桃子の「成長」について書けたらいいですね。書く意欲を分けてください。
アイドル周防桃子も、等身大の周防桃子も、今まで失ってきたものを取り戻して、また桃子の描く幸せな日々を祈って今回は筆を置くことにします。
桃子…絶対に幸せになろうな…。