やりたいことをさせるということ
息子は小学校3年生からスノーボードを始めました。
動機は至って不純で、その前から習っていたダンス教室で出会った4つ上の可愛いお姉ちゃんから「スノボしよー」と言われて、「うん‼️」と尻尾振ってOKしたところから始まっています。
そのお姉ちゃんは、ダンス、スノボどれも上手で、特にスノボに関しては、選手を目指すほどのレベルです。
息子、お姉ちゃん共にひとりっ子ということもあり、兄弟のように仲良くしてもらっています。
そのお姉ちゃんが、小6でスノボ検定1級を取ったので
自分も小6までに1級取りたい。
それが、息子の小さな夢でした。
そこから、スキー場に通い、講習に通い、ナイターに通い頑張ってきました。
でも、そんなに簡単なことではないんですね。
2級は小5で取れましたが、小6で1級を2度受けましたが不合格。
スノーボードの検定は、それぞれの連盟が大体1シーズン2回の検定を設けています。
ということは違う日に他の連盟で受検することも可能なわけです。
でも、息子はずっと教えてくれていた連盟の先生に認められたいと、連盟を変えない選択をしました。
彼なりの意地ですね。
そんなこんなで、小6で1級取ることは叶わず。
でも、私としては思うわけです。
どこまでやらせるべきなんだろうか
オリンピック選手を育ててるわけではないから、そこまで毎日練習する必要あるのかな。
でも、本人がやりたいことだから、出来る限り応援したい。
でも、才能ががあるのかといえば、そうとも言えず。
本人もそこは理解していて。
「俺はお姉ちゃんみたいな才能がない。だから努力するしかないんだ」
才能があまりないことを分かった上で、努力したいと思っていると。練習を続けたいと思っていること。
これを学べただけで充分かなって思ってます。
やりたいことで思うように結果が出ないと、途中で投げ出すことも多いですよね。
ここから先は、オマケみたいなもので、本人が進みたいと思えばもっと努力するだろうし。
結果がうまく行けば、それはそれでモチベーションが上がる。
スノーボードに限らず習い事はお金も、時間も、手間もかかります。
それでも、何か成し遂げたいと思って努力する姿勢は大人になってもどこかで役立ってくれたり、自分を支えてくれると思います。
今日は初めての大会参加。
息子は緊張して昨夜はあまり眠れなかったようです。
親は、もう祈るしかない。
納得できる滑りができますように。