
バケツリレーに笑うー事なかれ主義のエゴイズム自体が狂気の原動力なのかもしれない
戦前戦中というのは常識では狂っているとしか判断できない怪現象が各地で吹き荒れていた・・・でも、その時の人たちの本音は、馬鹿馬鹿しくてやってられない
と無難に生き延びる得策のみに関心があったというのだから
・・・事なかれ主義のエゴイズム自体が狂気の原動力なのかもしれない
空襲に備えて・・・バケツリレーの訓練が日本各地で始まったころ
大いに笑う
空襲があれば一目散に逃げろ
それのみが生き延びる道と現実を諭す論説が信濃日日新聞に掲載された
すると退役軍人の会が日本刀を引き抜き編集長を吊し上げ、その評論家は
即刻解雇され、翌日朝刊には大々的な謝罪広告が掲載された
これは有名な事件で、これを機に日本は一気に戦争拡大に進んだ
バケツリレーがなければ空襲での死傷者の数も
随分と減っていただろう
火炎放射器と機関銃を相手に
鉢巻+竹やり訓練が盛んで
中には馬鹿馬鹿しと思った人たちもいたが
声にできず多くが政府の狂気に殺されて
いった
今日も放射能の恐怖を声にする人が
日に日に減り始め、次第に政府の狂気に
殺される人が増え始めている
ここから先は
83字
¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?