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日本中に残る蔵元~頑張って欲しいなぁ!多くに残る広大な空き地は有効利用できると思う

ノンアル”で売り上げ90%維持

「モキチトラットリア」

山本慎さん:「お酒が出せないなかで、
やっぱり来てくれるお客様もいるので。
そういった方にも、満足はしてもらいたいので。
そういったところで、貢献できたかなというふうに思っています」

そう話すのは、神奈川県茅ケ崎市にあるレストラン、
「モキチトラットリア」の山本慎さんです。

5月から「まん延防止等重点措置」が適用されたことで、
酒が出せなくなり、店の経営はピンチに陥ったといいます。

それを救ったのが、山本さんが試行錯誤の末に独自に開発した、
クラフトコーラです。
すっきりした飲み心地が自慢の「蔵元コーラ」。

客にも人気を博し、アルコールが提供できないなか、
ノンアルコールドリンクだけで、
今までの飲み物の売り上げの90%を維持できたといいます。

店の危機を救う救世主となったクラフトコーラ。
人気を集めた裏には、ある秘密がありました。

本業”に加え・・・売り上げ“新活路

山本慎さん:「うちの会社で作ってる酒かすを熟成させた
『練りかす』というものがあるんですけど。
それをクラフトコーラに混ぜて作っています」

実は、この店は明治5年に創業し、
湘南唯一の蔵元として、
日本酒やビールを作る「熊澤酒造」が経営するレストラン。

敷地内には、酒蔵もあります。
そんな店の特徴を生かし、練りかすが入った深い
コクと味わいが自慢のクラフトコーラの開発に成功したのです。

こうした蔵元で製造されるクラフトコーラは、全国各地で見られます。
本業の酒類の製造に加え、売り上げの新たな活路として見出されています。

「緊急事態宣言」の解除を受け、
レストランでは、今月からアルコールの提供を再開しました。

クラフトコーラは引き続き、店の定番メニューとして残されるといいます。
今後については・・・。

山本慎さん:「今までやっぱり、
お酒がメインで売り出していたんですけれども。
酒かすだったり、練りかすだったり、今回のクラフトコーラだけじゃなくて、
料理のほうにもそういったものを使って売り出してはいるので。
そういったところで、他との違いを出していければいいかなと
いうふうに思っています」


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