見出し画像

死ぬほど好きだったアナリストを辞めてカウンターワークスCFOに転じた理由

画像1

※2017/06/08公開の記事です。

こんにちは。カウンターワークスの薮本です。

弊社は今日も明日も絶賛採用強化中なのですが、その前に僕たちのことをもっと知ってもらいたいと思い、僕のキャリアと弊社に参画した背景をお伝えしたいと思います。

なぜアナリストを辞めてスタートアップに参画したのか

僕が8年間従事したアナリストの仕事を辞めて、スタートアップに参画しようと思った理由は2つです。(1)僕たちのプロダクト・サービスで世の中が便利になる変化を見たい、(2)同じベクトルを持つ仲間と目標に向かって進みたい。カウンターワークスは、まだまだ非効率な部分の残る不動産・ファッションという世界に、ITを組み合わせることで効率的な世の中を実現すべく動いています。ユーザーの方々の行動が変化していく過程は本当に爽快で、今後はさらに多くの優秀な仲間と同じ目標に向かって走り続けたいと思います。

CFOの僕のこれまでのキャリア

僕はアナリストの卵としてみずほ証券に新卒で入社しました。何かにつけて分析することが好きな僕の希望通りの仕事であり、上司にも恵まれ順調にアナリストとしてステップアップしました。アナリストは、経済・産業・企業の分析を行いその会社が今後金融市場で評価されるかどうかを判断します。みずほ証券は、2014年から日経ヴェリタス及びInstitutional Investorのアナリストランキングで3年連続1位を獲得しており、同じ会社にいながらも厳しい競争の中で日々切磋琢磨する感覚は他では得難い経験でした。

アナリストとして、対峙する企業やクライアントの方々に育てていただいた部分が大半なのですが、僕が重視していたのは、(1)細かな数字の変化、(2)根底にある大きな流れ、(3)それらをストーリー化して語ることの3つです。何よりも「知る」ことが好きな僕にとっては仮説・調査・分析・アウトプットのサイクルは楽しいことの連続であり、自他ともに認める「僕に向いている仕事」でした。年間360日くらい働いていた時期もあり体力的には大変でしたが、死ぬほど好きな仕事だったと思います。

アナリストを離れた動機と契機

ただし、職業としては好きだったアナリストでは得られないものがありました。アナリストはあくまで社会の従属変数に過ぎず、社会・コミュニティ・人に変化を生むことに僕の時間を使いたいと強く思うようになりました。そこからは人々の行動やコミュニティ、街の景色などを変え得ることに焦点を絞り、アイデアを練ったり様々な人と会い次への準備を進めました。C2Cのサービスやシェアリングビジネス、ヘルスケア関連などこの段階で多くのアイデアに触れることは非常に良い経験でした。

そんななか、弊社CEOの三瓶とは共通の友人を通じて会い、その日のうちに一緒に仕事をすることでお互いに同意しました。不動産、ファッション領域には効率化の余地が大きく残っていることなどは大前提でしたが、面白い仲間とともに手掛ける仕事で、世の中をより便利で面白くという根底にある考え方が同じだったことが決め手です。積み上げたキャリアから離れることへの不安についてご質問を受けることもありましたが、社会で必要とされることが時々刻々と変化していく中で、僕自身が変革し続けたいと思う気持ちのほうが強いので、そのような不安はほとんどありませんでした。過去に積み上げたことよりも、今何を積み上げるかのほうが100万倍大切だと思います。

世界が少しずつ変わっていく実感

また、僕にとって面白い仲間とは安心して背中を預けられる存在であり、毎日飲みに行きたい友人であり、同じ価値観を持つ同僚だと思います。カウンターワークスには少しばかりユニークな人が多いですが、僕が面白いと思い続けられる仲間が集っており、SHOPCOUNTERという事業を通して実店舗をより楽しくにぎやかにしたいという思いを共に追っています。我々の事業領域にはまだまだ変革の余地があるとともに、1人ではできないことをメンバーとともに実現していきます。

不動産市場はそもそもクローズドな世界ですが、さらに短期利用になると流通市場が極めて限られます。一方で、必然的なECの隆盛や百貨店・アパレル企業の苦戦など、従来の商業流通の枠組みの限界がそこかしこに感じられる中で、ITの力を少しだけ借りて効率的な短期商用不動産の流通がさらに広がっていく可能性を強く感じています。街を歩き回ると、今までになかったプロモーションイベントやポップアップショップがちらほらと見えてきています。個人のクリエイターやアーティストがITの力を借りて個人商売がより簡単になったように、そのような方々が世に出る支援をできればいいなと思っています。

人不足です。助けて下さい。

SHOPCOUNTERは、僕がアナリストとしてアプローチすることができたクライアント数をはるかに超えるユーザー様にご利用いただいております。徹底的に考え続けることで最適の解を見つけ出し、僕たちの日々の意思決定により、多くのユーザー様の行動が変化し、今までに世の中になかったイベントや世界観が作り出されています。この世界観を共に追う新たなメンバーを絶賛募集中です。学生インターン、営業、エンジニア、デザイナーは募集していますが、フルタイムで働くことの難しい方もお気軽にご連絡ください!

カウンターワークスで仕事をすることで、ビジネス側でお仕事をする方には基礎的なビジネススキルやマーケティング、経済・産業・企業の分析のイロハは間違いなく僕からお伝えします。スマートに考え、クールに解決するために、仮説・調査・分析・アウトプットのサイクルをフル回転させますので、確実にパワーアップしてもらえることでしょう。オプションで株式投資指南も受けられます。

カウンターワークスの戦略的な面白さについては、今回はメインテーマとして扱っておりませんが、元アナリストとして皆様にとても面白いと思っていただけるストーリーをご用意しています。ご関心ある方はお気軽に弊社に遊びに来てください!

株式会社カウンターワークスでは一緒に働く仲間を募集しています

https://www.counterworks.jp/recruit/

いいなと思ったら応援しよう!