「心の底から好きだったのに叶わなかった恋/ドキドキと安心感」
いらっしゃいませ。バーテンダーのtakumiです。
SNS(Twitter)やブログで主に恋愛について思ったことを発信させて頂いてます。
本日はコトバー・サウダーデの第105夜をお届けいたします(→この企画のコンセプトはコチラの記事にて)
なお、質問・トークテーマはコチラから随時受けつけています。
今夜も2つのご質問にお答えしていきますね。
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ありますよ。
だってあなたの記憶のなかに、心のなかに、身体のなかにその人を好きだったという証はこれからずっと刻まれるからです。
僕もいままで叶わなかった恋をたくさんしてきたけれど、そのどれもが今となっては大切な記憶であり思い出です。
苦く感じることもあるけれど、誰かと話していてふとそんな恋愛の話をしていてほほえましくなっている自分もいる。
思い出しくないなと思うこともあるけれど、なぜか時折卒業アルバムをめくるかのように大切そうに思い出したりもする。
そんな時にそういった失恋でさえも自分の大切な一部になっているんだと実感します。
ということはきっと、今日まで生きてきた自分の人生の中のどこかでその失恋は糧になっているし、もっといえば今の自分を形作っているかけがえのないピースであるともいえるんです。
あなたがこれから先、自分のことを好きであり続ける以上、もしくは今は好きじゃなくても将来どこかで自分のことを認めて好きになってあげられるのであれば。
「心の底から好きだったけど叶わなかった恋」はあなたが大好きで大切にしている『自分自身』になるんですね。だからそれは決して意味のないものなんかじゃない。
どうかその恋が、あなた自身があなた自身のことを嫌いになるきっかけにだけはならないことをお祈りしています。
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僕個人は安心感を求める傾向にはあるんですが、この質問には答えはありません。要はどちらでもいいんです。
もっと正確に言えば、安心感とドキドキ感が両立しない関係は恋愛関係でないと僕は思います。
もしも安心感だけを求めていたら、それは両親や兄弟といった人達と何が違うのでしょうか?
それとは逆にドキドキ感だけ求めていたら、それはある意味で浮気のような関係性すらも肯定してしまうかもしれません。
結局、恋人だったりパートナーだったりといった関係性にはドキドキと安心感のバランスが大切なんです。
もちろんどちらかに偏ってそれらを求めることもあります。
先ほども言ったように僕はドキドキ感よりも安心感を与えてくれる人をより強く好きになる傾向があると自覚しています。けれど恋愛はいつだってドキドキから始まるわけですし、付き合う前から安心感を与えてくれると分かる人なんてなかなか存在しませんよね。
とはいえ、僕は恋人を作る時にこういったことをそんなに意識していません。
「この人にドキドキするから付き合いたいな」とか「この人は安心感をくれそうな予感がするから彼女にしたい」なんて理性的に考えてする恋愛が苦手だからです。
ドキドキや安心感といった、相手に対して思う気持ちを具体的に言葉に言い換えてしまえる時点でそこには冷静があるという証拠でもありますから。
ただただ直感で「この人と一緒にいたい(なんでかわからないけれど)」というインスピレーションみたいなものを僕個人は大切にしていますね。
ちょっと質問の意図とはずれてしまったかもしれないけれど、僕が思う恋愛の安心感とドキドキについて言葉にしてみました。少しでもあなたのためになりますように。
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それでは本日もご来店まことにありがとうございました。
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takumi