失恋でツライ時にやってはいけないこと
こんばんは。
カウンセラーのMIKIです。
今日は失恋で好きな人を無理に忘れようとすると
起こる事について、お話したいと思います。
失恋って本当に辛いですよね。
心にぽっかり穴があいて
その人の事ばかり考えてしまう。
一刻も早く、もうこんな状況から抜け出したい!
そう思ってしまいますよね。
でも
無理して忘れようと頑張りすぎていませんか?
新しい出会いに行く。
無理して連絡先を削除する。
頭で切り替えたつもりになる。
予定を入れまくる。
思いだしちゃった自分を、心でぶん殴る。
残念だけど
これらは意味がないのです。
あたりまえかもしれませんが
辛いと思うほどに好きな相手を
人は簡単には忘れられないんですよね。
まだ心が 相手を好きだと言っているから。
「もう終わりね!」で頭は納得してくれても
心は納得してくれないから。
実は、人は忘れようと思えば思うほど
その人に執着してしまいます。
忘れよう忘れよう・・・と
いつもその人のことを考えています。
でも、その執着心が嫌で
もっと無理に忘れようと、頑張ります。
これでは、禅問答のようです。
めっちゃ辛いはずです。
ここからは
失恋の傷を癒す、一番の近道かもしれない道を
私の実体験からお話しようと思います。
それは、意外かもしれませんが
「自分は、あの人の事が本当に好きなんだな」
「こんなに心を支配されるほど、あの人に
惹かれているんだな」
と認めることです。
つい、頭で嘘ついてませんか?
心を押さえつけていませんか?
「もう好きじゃない」
「好きでいても意味がない」
「はやく次にいかなきゃ」
そんな風に思うあなたは、
とても素敵な人です。
だって、また人を愛したいと思っている人だから。
だけどその前に
今のその、相手を好きな気持ちを
認めてあげてみてください。
誰に分かってもらえなくても
相手に分かってもらえなくても
あなた自身が、どれほど相手を想っているかは
あなたが痛いほどわかるはずです。
あなたのその気持ちを
抱きしめてあげてください。
現状自分がどうであれ、相手がどうであれ
起こった事はどうであれ
苦しいほどに、人を好きになるって
人生の中でそんなに沢山起こる事ではないんです。
とってもとっても、尊い経験なんです。
苦しいほどに、憎らしいほどに
相手を好きになった自分。
連絡先も消したいほど、二度と相手に会わないと
誓いたくなるほどに、相手を好きになった自分。
あなたの時間は沢山あります。
その大切な恋を、大切だと認める。
その心から生まれた愛を、否定しない。
その時間は、無駄なものではありません。
そうやって、自分から出てくる感情を
すべてありのまま受け入れて過ごしていると
苦しい恋が徐々に癒されていくのです。
だから、今苦しい方も、安心してくださいね。
時間はかかるかもしれません。
でも、大丈夫なんです。
あなたのその素敵な恋が、愛が
ゆっくりゆっくり、でも確実に昇華しますように。
MIKI