”うだうだ期”(禁断症状)の取扱方法は…
恋愛依存克服カウンセラーのかめじなかひとみです。
今日もお読みいただいてありがとうございます。
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今回は、私が”うだうだ期”とよんでいる
彼のことを諦めようか…諦めまいか…
ああ、でも…彼のこと好きだしな…
…でも、このままじゃ幸せじゃないから別れるか…でも…
というような、
うだうだ期の取扱い方法
を書いてみますね。
うだうだ期=子供のイヤイヤ期
先日花粉症の薬をもらいに、耳鼻科へ行ってきました。
初診のところだったので、
ドキドキしながら順番を待っていると、
扉を隔てた診察室から、ものすごい子供の泣き声、叫び声…
まさに、阿鼻叫喚…
順番を待ちながら、「ここ…大丈夫なのだろうか…」
と、戦々恐々としてました…。(あ、大丈夫でした^^)
そりゃ子供にとっては痛いし、
なんか、よくわからない変な器具を
耳とか鼻に突っ込まれるもの。怖いよね…。
(私も子供の時そうだったな…)
お子様って、
「いやだー!!!!」って、街中でダダこねたり、
テレビでそんな場面を見かけたことがあると思います。
よくこれを、「イヤイヤ期」なんて言ってますけど、
これって、「うだうだ期」と通じるものがあるんです。
大体3歳くらいまでの「イヤイヤ期」は、
「どうやったら親に、この気持ちを伝えたらいいか、
子供自身が分かっていないし、
どういう言葉を使って伝えればいいのか分からない」
という時期なのです。
このイヤイヤ期を越えるには、
「私の気持ちを親に分かってもらえた」安心感。
「この気持ちを伝えられた」満足感。
「言葉を学ぶ・知る」という成長=自律(自立)
が必要です。
この時期は、
「イヤイヤ言ってないで、ちゃんとしなさい!」
と親が怒るとますますイヤイヤするので…
「どうしたの?何がイヤなの?これがイヤなの?…」
「やりたくないな、って思っちゃうんだね。」
と、
子供の”気持ち”を分かってあげること。
「それは、”悲しい”っていう気持ちのお名前なんだよ。」
と、
その気持ちに言葉を与えてあげること、
「イヤイヤ」が収まったりします。
うだうだ期も同じようなものだと思ってください。
苦しい、つらい、寂しさ、悲しさ…
怖さ、怒り、嫉妬、恨み、つらみ…
こんなのをまとまって感じていると思うんです。
混乱しません???
何が自分に起こっているのかわけが分からないから、
自分の気持ちがどう言い表したらいいか分からないから、
そりゃ「不安」になりますよね。
そうすると、その嫌な感じは感じたくないので、
今まで自分なりにその「嫌なことを感じたくない方法」
を身に着けてきたのですね。
それが、「依存」という方法です。
自分の感情よりも、彼に意識を向けて、
もっと大変な彼のことを考えて悩んでいれば。
なかなか彼の依存から抜け出せないダメな自分や、
自信や価値のない自分から目をそらせたれたり。
本当は怒っているのに、
「もし怒ったら彼に嫌われちゃうから…」
なんて、自分の気持ちをなかったことにしようとしていたり。
身体の関係の快感に溺れていれば現実の苦痛を忘れられると、
自分の心も身体もボロボロなのに、
見ようとせずに都合のいい状態のままでいたり。
しちゃってません?(私の実体験です・苦笑)
ただね…
「依存という方法」が
今の自分には合わなくなってきちゃっただけなんです。
だから、「やめよう」という気も起きたわけだし。
でも、依存している時はメリットもあるから、
「やめまいか」と引き戻ろうとするわけです。
そのどちらにもいけないような葛藤のつらい時期が
うだうだ期ですね。
自分の気持ちを自分がわかってあげる
うだうだ期から抜け出したいと思うなら、
イヤイヤ期と同じ対処法をしてみましょう。
「その不安って、どういうことを思ったり、
考えたり、起きそうだって思うと、”不安”になるんだろう?」
と、一つ一つ自分に確かめていくことをするんですね。
どうして不安なのか?が分かると、
”なんだかわからない漠然とした”不安はなくなるので、
少し心が楽になります。
「幽霊!?」とか、
正体がわからないことは、対処法がわからないから、
そりゃ怖いですよ。
けど、たまたまそこにあった物が落ちただけだった!
ってわかれば、「なーんだ!」ってだけですよね。
そして、イヤイヤしている子供にしてあげると同じく、
そうだよね…見捨てられそうって思ったら、怖いよね…
嫌われてるんじゃ?って思ったら、悲しいよね…
あのことを思い出したら、怒るのも無理ないよね…
傷つけられた思いがして、アイツを恨みたくもなるよね…
もう返事が来ないんじゃないかって、不安だよね…
と、
自分の気持ちを、
そのまま自分が分かってあげましょうよ。
そうなって初めて、自分の心が安心、安定していきます。
「やっとわかってくれた!」って心が満足します。
これが、
「自分で自分の心を満たす」という一つの方法です。
「そんなこと思っちゃダメ!考えちゃダメ!!」
という自分を押さえつけたり、責めをすることは、
「どうしてそんなことするの!」
と理由も聞かずに一方的に子供を怒ること一緒です。
ということは…いつまでたっても、
イヤイヤ=うだうだ期は終わりませんからね。
それでは、また次回に〜。