PL学園野球部＆高千穂神楽

元PL学園野球部員で高千穂神楽の太夫をされている方にお話を伺いました。

　

【中学野球】

・九州の中学校で軟式野球をしていて、県大会で優勝

・中学校の軟式野球は指導者が変わる上、高校野球の強豪校とのコネクションがないので不利な面があるが、クラブチームと違って上下関係がちょっと厳しいのでPL学園に入った時に役立った

・県大会だと高校のスカウトが見に来る

・中学２年の時に、プロ野球チームの監督と食事をして「ドラフト１位で指名する」と確約された

・小学校で170cm。中学校３年で身長186cmあった。

・実は野球はしたくなかったが仕方なくやっていた

・天理高校のセレクションを受けた

・天理高校の野球場は日本一の球場。甲子園そっくりで、人工芝は阪神園芸が世話している

・10球中、7球をスタンドに入れて合格したが結局進学はしなかった

　

【PL学園野球部】

・1学年17名　10人は大阪、2名は附属中学、5人は全国だった。

・入部前にセレクションという名の入団テストがあり全国からやってくる

・セレクションは受けずに特待生として入部

・各地域のナンバーワンの選手が集まってきていた

・みんなプロになるつもり、プロ養成学校みたい

・「自分がナンバーワン」と思って入部したのに、自分よりもっとすごい選手がいると知ってショックを受ける新入部員も多く、ほとんどがプロを諦める

・のちにプロに入った選手がバケモンみたいだった

　　

【厳しい寮生活】

・練習の時はグラウンドまで２ｋｍ、１年生は行進

・練習の後はダッシュで寮に帰る。PL学園は付き人制度があって、係の先輩の夕食の準備をしないといけないのですが、何故かコンロが３つしかないのでそれの取り合いのためのダッシュ。通称コンロダッシュ

・足が遅い選手でもこれで鍛えられて速くなることある

・先輩の洗濯もする必要がある

・練習の後、コーチと選手がお祈りし、そのあと上級生から１年生に説教などいろいろされたそうです

・特待生の選手はそういったことをされませんが、精神的に追い込まれることもあるとか

・同級生の半分は脱走した

・学校の周りには高い塀があり、そこを出ても丸坊主なので目立つ、すると近所の人が学校に通報、やっと駅についたと思ったら先生が待っていて、結局連れ戻される

・社会に出てこれ以上の辛いことはないので、この理不尽に耐えれれば社会に出ても通用すると言われる

　

【プロのなる人】

・運が強い

・天然

・癖が強い

・自己管理ができる人

・客観的に自分を見られる人

・縁がある人

　

【退部・転校】

・肩を壊しそのまま退部した

・野球はしたくないけど、野球しかない

・別の地方の強豪校へ特待生として転校

・強豪校だがPL学園に比べたら落ちるし、寮生活も厳しくはない

・ついつい調子に乗ってしまい１年間、他の部員から無視され地獄のような状態だった

・後が無いので始めて真面目に野球に取り組んだ

・他の選手がサボっていても、真面目に練習した

・徐々に話しかけられるようになった

・結果も残せた

　

【社会人】

・大学卒業後、父の会社で働く

・好きな仕事ではないので早く辞めたかった

・今の奥さんとなる占い師と出会う

・「運動ではなく、芸術の人」だと言われ始めて自分がいきたいと思っていた世界に気付かされた

・真逆のことをしていた

・元々はクラシックやアロマ、占いなどが好き

　

【高千穂神楽】

・始めて見た時に雷に打たれたような衝撃が走った

・基本的にはよそ者は入れないが、知人の紹介で入れた

・珍しいことなので新聞にも載った

・そもそも１１月～２月まで各神社ごとに舞う必要があるので、外に住んでいる人は物理的に無理

・神楽は午後４時から朝の９～１０時まで夜通し舞う

・週に３日、往復５００～７００ｋｍを通った

　　

【種や夢等】

・今の自分は今まで撒いた種の結果

・だから「良い種」を撒くことを意識する

・良い種とは、やりたいことを意識することやイメージすること

・結婚したかったら相手の顔までをイメージする

・夢日記をつけると良い

・世の中、ノイズが多いので自分で生きていない人が多いと感じる

・ホ・オポノポノがおすすめ

・段々と客観的に自分を見られるようになって、やっと野球が好きになった

　

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You Tubeでも話題ですが、PL学園野球部の話は衝撃の連続ですね。　

自分が本当にしたいと思った神楽に出会えて良かったなぁと思います。一度、高千穂神楽を見てみたいです。