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南極おじさん③【ドームふじ基地】
これまでのお話
<ドームふじ基地>
・映画「南極料理人」の舞台になった基地なんです。最高に面白かった~
・100万年前の氷が取れるので昔の気候がわかる
・昭和基地から1000km離れている
・夏でもマイナス30度 最高マイナス60度 標高は富士山より高い
・空気が1/3と薄いので、運動は出来ない
・今は誰も住んでいないが研究のために昭和基地から雪上車で行く
・往復に3ヶ月間もかかり、その間風呂に入れない。
・なんと女性隊員も従事する
・雪上車の時速10km
・雪上車にはベッドがある。寝るときは一酸化炭素中毒を避けるためエンジンを止めるので、1時間後には外気と同じ温度。
・寝るのも大変。「苦しいなぁ。。」と思ったらそればかり考えて眠れない
・呼吸すると空気が小さな粒のように凍って肺に入る感覚
・映画「南極料理人」のいくつかシーン(最初に逃げる場面やラーメンを食べ尽くすなど)は実話がいくつも入っている
<外国の基地>
・一番近いのがロシア基地。ただし800km離れている
・アメリカ基地は別格で3000人も勤務している。日本は30人。
・実は35カ国も基地を出している
<その他>
・南極ツアーはある。チリから船が出る。150万円。チリまでの交通費別途。
・ただし、白夜の時期に行くのでオーロラは見れない
・南極条約で動物はもちろん種も持ち込めない。自分で食べる野菜などはOKだが、持ち込む食料も厳しい検疫がある
・風邪は隊員が持ち込むのでそれまでいた隊員に一通りうつしたあとはかからない。外から持ち込まない限り南極には風邪はない。
・虫はいない
・アニメ「宇宙よりも遠い場所」の影響は半端ない!!(最高に面白かった(^_-))
・国立極地研究所の年に一度のイベントにはだいたい1500人の来場者だったが、アニメ公開後には6,000人、その後も毎年増えている
・トイレの排泄物は焼却して灰にして持ち帰る
・オーロラは見る価値は絶対にある
・オーロラがよく見え日は館内放送がある。ただ、見慣れてくると誰も反応しなくなる。映画「南極料理人」と同じだ(^_-)