好きな"俳優"と"演出家"
この間、ふと「好きな俳優さんとかいるんですか?」と聞かれ、気付かされたことがありまして。
ここに残しておきたいと思い、PCを開いて打ち込んでいます👩💻
ちなみに、皆さんは、”好きな俳優さん”はいますか?
この人の出ている舞台は絶対見たい!って思うような俳優さん。女優さん。役者さん。
そんな質問を投げかけられて、ふと思ったのが、
熱狂的にこの人の舞台は!!という感覚よりも、
この演出家の舞台は見たい!と思う方が先だなぁと思ったのです。
あと、パッとこの人!というように名前が出てこなかったのもあります。
もちろん、好きな役者さんもいます。
その方が出演されていたら、もちろん足を運びます。
ただ、普段から舞台を見に行くときに何を選択して、興味を持って足を運んでいるのか。
それが演出家かもしれないと。
今までそんなことを考えながら観劇しに行っていたつもりもなかったので、
「好きな俳優さんとかいるんですか?この人の舞台は絶対見に行くみたいな」
という質問をされて、
「そういえば・・・あんまり居ない・・・?というよりも、演出家・・・?」
みたいな感じに、じんわ〜り気付かされたというか。
ハッとするよりも、自分に納得するような感覚というか。
何だかちょっぴり、嬉しくも、不思議な気持ちになりました。
皆さんは何に興味を持って舞台を見に行きますか??
作品や出演者、演出家、作家、振付け、音楽、美術、、考えてみると色々ありますね。
そんな一面からも、やっぱり私は裏方が好きなんだなぁと、改めて実感。
舞台に限らず、映画やドラマでも、役者や演者よりも、裏方のクレジットを気にして見たり、検索することが多いなと。
舞台のパンフレットは毎回購入して、一番最初に開くページもスタッフクレジット。
でも、それはきっと、役者みたいに公に宣伝されているわけでもないから、わざわざパンフレットを買わないと知れないスタッフも沢山いることでもあるからなのかな。
その中に自分がご一緒した事がある方がいると嬉しくなるし、よく名前を見る方であれば、この方は売れっ子さんなんだなぁとか。
公演スタッフを知った上で舞台を見ると、また違った見方が出来る気がしていて、ついつい見てしまうところもあります。
知らず知らずに、そんな舞台の見方を楽しんでいた自分にも気付きました。
ちょっと嬉しくなる気付きだったので、ここに書き留めさせて頂きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここからは、ちょっとした私の一個人的な意見?ですが、
日本の舞台では特に演者がフューチャーされることが多いけれど、もっと創り手にもスポットライトを当ててもいいのになぁと思うのです。
舞台上や表方だけではなく、それが創られていく舞台裏を知るともっとその舞台に興味が湧いて、魅力やそれに共感までもが湧く気がしているのです。
例えば、アーティストのライブDVDとかの特典に付いている、バックステージの映像やリハーサルの模様を見るとワクワクしませんか?
私はワクワクしてしまうんですが。笑
裏を見ると、よりそのアーティストのことを知れた気がしたり、近付いた気もしたり、だからこそ私にとってはこの”裏側”ってとっても魅力的なんです。
そんな風にもっと”舞台”を違った角度から伝えられたらいいなぁと。
今やインターネット、SNSの時代でもあるから、舞台の宣伝広報も少しずつ変えていかないと舞台の本来の素晴らしさが衰えてしまうような気がしていて。
またこの余談については改めて記事として書いてみたいなと思うので、読んでもらえたら嬉しいです。
では、またラフな記事も書いていきます。