『我慢してたのに』
『スイカゲーム』ってご存知ですか。
画面上部から、モフッとしたつぶらな瞳のキャラクターが果物を運んでくる、あのゲームです。
運ばれた果物を目的の場所に落としていく。同じ果物がくっつくと、次の大きな果物に進化する。最後に大きなスイカを作る、今小学生に大人気の『アレ』です。
スイカゲームは、昨年からあちらこちらでうわさを聞いていました。
数百円程度の金額で楽しめるということも。
子どもたちからも「やりたい!!」との声は上がっていました。
「だって200円くらいだよ?!」
でも、購入はしなかったの。
だって危険だから。
誰が危険かって……??
私だよ!!
私はゲームオタクなので、ハマるとそればっかり考えちゃう。
頭の中でゲーム展開しちゃう。
スイカゲームをダウンロードしたら、きっと脳内であの音楽が響き続けるに違いない。
やり始めると、どんどん抜け出せなくなってしまうんだもの。
だから我が家は、絶対プレステ5を買わないんです。
欲しいけど!!
それはもう、本を書いたお金で買いたいけど!!
毎日見るCMに日々心を揺さぶられっぱなしだけど!!
買ったら最後、ファイナルファンタジーばっかりやっていて家事や育児を放棄する自分が見えるから……。
それなのに!!
先日、ちょっとした出来心でポチってしまったんです。
『スイカゲーム』を……
いやいや、果物落としてスイカにするだけなんだからすぐ終わるでしょ。
あんなシンプルなんだし、そんな時間がかかるわけないじゃん?
子どもから聞いたゲームルールを思い返し、甘い考えでボタンを押した自分に言いたい!!
「やめとけ!!後悔するぞ!!」
でも、押してしまった……。
さっそくアプリを立ち上げる。
軽快な音楽と共に、果物の無限ループが私を出迎えます。
……そこから先のことは、あまり覚えていません。
気づけば深夜になっておりました……!!
恐ろしい、フルーツの沼!
あなたは我慢しきれますように。
・・・・・・
/
こちらの本でブックライターデビューしてます!!
\
今日の投稿は放課後ライティング倶楽部(AWC)の『土曜日のリレーエッセイ』のお題で書きました。
放課後ライティング倶楽部については、こちらをご覧くださいね。