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子育てとは知能戦でござる。

こんにちは。
昨日もフルタイムで働く妹の子を預かっていた鳥飼です。

いや〜甥っ子姪っ子ーずは可愛い。
可愛い理由について、考えてみた投稿はこちら。


今日は、子育てについて考えたことを書き出してみるでござる。



妹の旦那さんが、妹の時短勤務についてこう言ったらしい。
「時間が短くて楽なんだから、それくらいやりなよ」
それくらいとは「子育て」のことである。


この発言。
0コンマ1秒で全世界のママを敵に回したと思う。

もちろん、言った本人は子どもの面倒も見なければ(預けると昼寝してしまうらしい)、食事の支度もしないそう。

なかなかいい度胸をしている。



まあまあ、冷静に。
なぜこの発言が出てくるのだろうかね。


旦那の発言、ママたちからよ〜く聞く。
なんなら、女性にもいる。こういうヒト。
奥底には「子育てって楽でしょ」みたいなのがあるようだ。
ママだけでなく保育士や幼稚園教諭もよく言われる、「子どもといるのは楽しいでしょう(楽でいいね)」というイメージはどこからくるのか。


……やっぱり「遊んでるから」なんでしょうねえ。


やってみたらわかると思う。
確かに何も考えずただ遊ぶだけなら楽だろう。
しかし、幼稚園教諭や親の「遊ぶ」は、臨機応変に対応したり、工夫が必要になったりする。

このあと食事を摂らせないと。
トイトレの声かけのタイミングを測っておこう。
ずっと手先を動かす遊びをしているから、このあとは体を大きく動かす遊びに誘おう。
お友達と少し交流する場面を作ろう。


こうした思考が積み重なった上での「遊ぶ」であることを知らない人が多いようだ。


ただ遊ぶだけで、あの時給なわけないでしょ。
遊ぶ」というのは、めちゃくちゃ頭を使う知能戦なのだ。


そこに加えて、食事の支度や片付け、排泄、お昼寝などなど。
子育てにはしなければならないことがたくさんある。
しかもママは24時間営業



ヒトという生き物を「人間」に育てるのだから、簡単なわけがない。


なのに、なぜか世の中のお父さんはこの発言をする。
(ママ友から「うちの旦那が……」ってよ〜〜〜く聞く)

もし私が幼稚園の園長だったら、一日保育体験を世の中のお父さん向けにやろう。
本気でそう思っている。


幸いなことに、猫旦那(うちの旦那さん)はこうした発言をしたことはない。
うっかり間違えてこんな発言したら、3秒後にはめちゃくちゃ後悔することだろう。


義理の弟に対するモヤモヤを、ブツブツとつぶやいていたが。
妹の次の発言にはびっくりした。

「でもねぇ。それを言うのも面倒くさいんだよねー。
 だって拗ねるしゴネるし。自分でやった方が早いんだよ」


……世の中の男性諸君。
嫁が何も言わなくなったときは「言われなくてよかった」ではないようですぞ!!
ランク的に「どーでもいい存在」に格下げですわよっ!!


自分の旦那さんではないので、これ以上は言わなかったけれど。
世の中の女性はこうして相手のことをあきらめたりあきらめなかったりで過ごしていくのでしょう。

旦那のことはあきらめてもいいけど(他人だからね)、子どものことはあきらめずにいて欲しいものでござる。



子育てしてるお母さんたちは、めちゃくちゃ大事なことをしてる。
未来を背負う人間の一人を育ててるのだから、もっと自信持って欲しいなあ。
ママたちを応援するために、私ももっと頑張ろう。
改めてそう思った出来事でした。



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