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運命は、忘れた頃にやってくる。

今日は、初めてヘナアートを学び始めた日。

ヘナとの出会いは教員時代でした。
仕事帰り、書店によるのが日課の私。
そこで、ヘナアートの本を見たのです。

肌に直接描かれた数々のラインに、一気に引き込まれ。
「いつかこれをやりたい!」

そう思ったのでした。

とはいえ、教員フルタイム。
ヘナを描く時間もなければ、そんなものを描いて誰かに見られたら大変です。

当時は、上司がかなり厳しい人で。
「叱られるに決まってる……」
そう思うと、行動するところまでは行けませんでした。


懸念点はもう一つ。

家がかなり厳しかったのです。
「肌に何かを描く」というだけで拒否反応を示す両親。
「不良」のレッテルを貼られるのは見えていました。

「お父さんには、絶対に見せないでよ!」
そう言う母の顔が思い浮かび、「こんなことしちゃダメなんだ」と考えを必死で打ち消したのを覚えています。


でも、きっと。
本当は、やってみたかった。


その想いが改めてよみがえったのは、次男を出産して1年してから。

思い切って、インスタで知ったヘナアーティストさんに「子ども連れでもいいですか……?」と尋ね、OKをいただいたのでした。


小さい子を連れていると、どこにも行けない。
そんな不満は、この一言を自分から伝えることでだいぶ解消されると知ったのも、この頃。

何もせずに、不満を募らせるだけでは何も変わらない。
一歩、こちらから提案するだけで、「いいよ」」って言ってもらえる事は意外とたくさんあるんです。


描いていただいたヘナはすごく美しくて。
「絶対、またやりたい」
そんな決意を胸に、ウキウキと帰宅したのでした。

ですが、その後も育児が忙しく。
ヘナのことにまで気が回らない日々が続きました。

「いつか自分で描いてみたい」
そんな気持ちはふくらんだものの、その後にすぐ訪れるのは「父や母はなんと言うだろうか」「いい印象を与えないのではないか」そんなことばかりが頭をよぎっていました。


ヘナアートを仕事にしてみたい
そうは思ったものの、一歩踏み出せずにいる日々。

いつしかヘナのことを忘れ、数年が経っていました。


ちょうど一年前。
X(旧Twitter)で知り合ったせら課長という方の講演会で、ボランティアスタッフをさせていただけることになりました。

六本木で行われる大規模なイベントにソワソワしつつ。
一緒にスタッフをされた皆さんがすごすぎて、大盛況に終わりました。

せらさんの人間力だなぁと、感動しきりの私でしたが、その打ち上げで素敵なご縁をいただいたのです。

それが、同じくスタッフをされていたぱぴこさんでした。
ぱぴこさんは、メインで動かれるスタッフとして、メンバーを取りまとめていました。

めちゃくちゃ仕事ができる方で、「かっこいいなあ……」と惚れ惚れ。
聞くと、お仕事は看護師さんだそう。

シゴ出来女子に「素敵!!」と舞い上がる私。
ところが、その後のぱぴこさんの発言に、私は心からびっくり。

「ヘナアーティストもやっているんです」

まさかの、ヘナとの再会!!

萎んでいたヘナ風船がふくらみ始めます。
しかも、彼女は看護師さん。

唯一の懸念点であった「皮膚に絵を描くことによる影響」について、最も詳しい人!!

これはもう、ぱぴこさんに教わるしかない!!

そう思った私は、ぱぴこさんのヘナ塾募集が始まると、すぐに入塾したのでした。

初めてのことばかりのヘナアート。
これからしっかり勉強していきます!

頑張ります〜〜〜!!



【 自己紹介 】


好奇心で「できない」の壁を突破する雑食系ライター。
本ライティング&インスタ・アメブロ代行&HP作成
放課後ライティング倶楽部所属
シャンプーハットてつじさんの著書『プロセスマニア』をきっかけに本ライターの道へ進みました。
前職は小学校の先生。
埼玉に『プロセスマニア』のサードプレイスと「女性が輝く出版社」を作るため活動中です!

プライベートは小6と小2の男子2人・性格が猫な旦那との4人暮らし。

よろしくお願いします(*^^*)



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