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ひび割れたところや剥落したところも有りのまま見せてしまう。

昨日に引き続き、小説をご紹介しています。

『魚たちの離宮』で長野まゆみさんの作品にハマった私が、次に手に取ったのはこの小説でした。


銅貨という名前の少年が、親友の水蓮と共に過ごす一年を描いたお話。
ちょっと先の未来を描いているのでしょうか。人口が減少し、母の在り方が変わった世界で、親との関係が複雑化した子どもたちはそれぞれにこだわりや思いを持って暮らしています。

この本の世界は、もしかしたら未来を表しているのかも。
そんな中、友人との関係を楽しみ、時には喧嘩をしながらも柔軟に生き抜く姿に学ばせられる気がします。

何度も読み返している小説の1つです。

よかったらぜひ手に取ってみてくださいね。

『この本持ってる!!』って方のコメントも、お待ちしております!


【 自己紹介 】

鳥飼アミカ

好奇心で「できない」の壁を突破する雑食系ライター。
本ライティング&インスタ・アメブロ代行&HP作成
放課後ライティング倶楽部所属
シャンプーハットてつじさんの著書『プロセスマニア』をきっかけにいきなり本ライターの道へ。小学校の先生10年。
埼玉に『プロセスマニア』のサードプレイスと「女性が輝く出版社」を作るため活動中!

プライベートは小6と小2の男子2人・性格が猫な旦那との4人暮らし。

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