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兄さんは疾うに死んだのに。

今日からは、再び小説の方をご紹介していきます。

お盆が近づくと、必ず読みたくなる本があるんです。
それが『魚たちの離宮』。

高校生の頃、長野まゆみさんにどっぷりハマっていました。
そのきっかけになったのがこの小説。

主人公の市郎には、友人がいます。
友人の夏宿(かおる)は夏前に体調を崩し、それからは自宅療養をしていました。
お見舞いに行くたび、市郎は夏宿の弟の弥彦に「兄さんは死んだ」と言われます。
「実際に会っているのだから、そんなことを言うもんじゃない」
そう思う市郎ですが……。

日本家屋の静けさと、庭の池で跳ねる鯉のイメージが印象的な小説です。

夏の夜に読むと、ひんやりとした涼しさを感じるお話。
ぜひ読んでみてくださいね。


『この本持ってる!!』って方のコメントも、お待ちしております!


【 自己紹介 】

鳥飼アミカ

好奇心で「できない」の壁を突破する雑食系ライター。
本ライティング&インスタ・アメブロ代行&HP作成
放課後ライティング倶楽部所属
シャンプーハットてつじさんの著書『プロセスマニア』をきっかけにいきなり本ライターの道へ。小学校の先生10年。
埼玉に『プロセスマニア』のサードプレイスと「女性が輝く出版社」を作るため活動中!

プライベートは小6と小2の男子2人・性格が猫な旦那との4人暮らし。

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