まっすぐにすすみなさい。クレヨン王国の英雄。
小学生の頃、授業中も休み時間もずっと読書をしていました。
転校が多かった私は、早々に友達作りをあきらめ、本の世界にどっぷり浸かることにしていたのです。
見た目で「おとなしい」と判断されると、まるでいないかのように扱われます。
授業の挨拶で立たなくても、先生に注意されないんです。
夢中になると周りが見えなくなる(過集中)持ちだと気づいたのは、後になってから。
当時は、気づくと45分の授業が終わっていてびっくりしていました。
当然、先生ともうまくやっていけません。
表立って注意はされないけれど、先生の「おとなしいんだから」フィルターはひしひしと感じていて、そこに対する反発心もありました。
そんな私が当時ハマったのがこちら。
『クレヨン王国のパトロール隊長』です。
見た目の可愛らしい挿絵とは裏腹に、クレヨン王国シリーズって人の心の醜い部分なども描かれた、なかなかに重いお話が多いのが特徴でしょう。
お姫様が出てきたって、綺麗なだけでは済まないのがこの本です。
「懐かしいなぁ」と思いながら見ていましたら、大まかなあらすじをわかりやすく書いてくださっている方がいらっしゃいました。
ネタバレOKの方はぜひ見てほしい。
主人公のノブオくんの不遇と、それに向き合っていく経験の物語です。
本当、この本は小学生向きじゃないと思った……。
大人になった今、改めて読みたい本の一つです。
『この本知ってる!!』って方のコメントもお待ちしております!
【 自己紹介 】
鳥飼アミカ
好奇心で「できない」の壁を突破する雑食系ライター。
本ライティング&インスタ・アメブロ代行&HP作成
放課後ライティング倶楽部所属
シャンプーハットてつじさんの著書『プロセスマニア』をきっかけにいきなり本ライターの道へ。小学校の先生10年。
埼玉に『プロセスマニア』のサードプレイスと「女性が輝く出版社」を作るため活動中!
プライベートは小6と小2の男子2人・性格が猫な旦那との4人暮らし。
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