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"Summerboy" - Lady Gaga; 刺激的なひと夏の恋【和訳】

季節は夏。夏真っ盛り。毎日暑い。
寒がりのわたしは、冬よりは断然夏が好き。
だけど、近年の暑さはちょっと限界を超えつつある気がする……温暖化のせいなのか、はたまた自分自身が衰えてしまったのか。

さて、ひさしぶりに洋楽和訳をします。今の時期にぴったりの1曲。
Lady Gaga(レディ・ガガ)の「Summerboy」(サマーボーイ)です。
2008年リリースのデビュー・アルバム『The Fame』に収録されています。

ひと夏のアバンチュールを歌った、ちょっとセクシーな1曲。
歌詞が……結構えっちい。(日本語直訳できないような箇所もちらほら)
でも一方で瑞々しくもあり、不思議と爽やかさすら感じます。

『The Fame』がヒットした当時、わたしは大学生でした。
バンドサウンドばかり聴いていたので、EDMのガガちゃんは守備範囲外だったのですが、友達とカラオケに行ったりするとみんなよく歌っていたので、次第に影響されて聴くようになりました。

そんな友達の中でも特に思い出深いのが、同じ寮でいちばん仲の良かった友達。
ドイツ人の彼氏とカラオケに行くと「Poker Face」のミュージックビデオを入れてガガちゃんのお尻ばっかり見るからムカつく、と愚痴っていたので。
そうは言いながら、彼女もしっかり影響されてガガちゃんを聴くようになり、カラオケで必ず歌うようになりました。健気でかわいい。

そんなわけで、この「Summerboy」を聴くと特に彼女のことが思い浮かぶのです。もちろん、彼女自身はこの歌詞のような奔放な女の子ではないですが。
途中出てくる「green eyes」というワードに、彼女が当時付き合っていたドイツ人の彼のイメージも重なるのかもしれません。

余談ですが、この当時のガガちゃんのヴィジュアル、大好きでした。
それこそ「Poker Face」のミュージックビデオがめちゃめちゃかわいくて何回も観ていました。
プラチナブロンドで前髪ぱっつんのストレートロング、かわいすぎるでしょ……
結った髪でリボンを作る「ガガリボン」、日本でもちょっと流行ってましたね。


”Summerboy"  - Lady Gaga

Nowhere, yeah we’re goin’ nowhere fast
あたしたち、ゆっくり過ごしましょう
Maybe this time I’ll be yours you’ll be mine
今だけあなたのものになってあげる そしてあなたもあたしのもの
C-c-c-crazy Get your ass in my bed
クレイジーなあなた あたしのベッドに入ってきて
Baby you’ll be just my summer boyrfriend (Summerboy)
夏の間だけのボーイフレンドになってよ あたしのサマーボーイ

*verse
Let’s get lost, you can take me home
どこかへ行っちゃいましょう あなたのお家でもいいわ
Somewhere nice we can be alone
どこかステキな 2人きりになれるところへ
Bikini top’s comin’ o-o-off
ビキニのトップを脱ぎ捨てちゃって

Don’t be sad when the sun goes down
悲しまないで 太陽が沈んでも
You’ll wake up and I’m not around
目覚めた時にあたしがいなくなってても
I’ve got to go oh, oh, oh
もう行かなきゃ
We’ll still have the summer afterall
でも2人の夏はまたやってくるの

Sometimes you might start a fight
時々あなたはケンカを始めるの
But I’m happy pretending we're alright
でもあたしは幸せよ うまくいってるように見えるでしょ
Sunglasses cover up my green eyes
サングラスに緑の瞳を隠して
My martini glistens, yeah
そう マティーニグラスを傾けながら
While checking out other guys(Summerboy)
ほかの男を観察してるのよ

*repeat

Hey there Summerboy  
ねぇ あたしのサマーボーイ
Let’s go for a drive

ドライブに行きましょう
Take me for a ride  
あたしを連れてって 
Never gonna close our eyes
目を閉じてはだめよ
Hey there Summerboy  I’m a busy girl
ねぇ あたしのサマーボーイ あたしは忙しいの
Don’t have too much time  
時間は限られてるのよ
Hurry up before I change my mind

心変わりする前に 急いで

Hey there Summerboy 
ねぇ あたしのサマーボーイ
I’m taking off my heels

ヒールは脱ぎ捨てたわ
Let’s go for a run
一緒に走りましょ
Have a little summer fun
夏を楽しみましょ
Have a little summer fun
夏を楽しみましょ
Summerboy
サマーボーイ

*repeat

Let’s get lost, you can take me home
どこかへ行っちゃいましょう あなたのお家でもいいわ
Somewhere nice we can be alone
どこかステキな 2人きりになれるところへ
I have got my, summer, summerboy
あたしの あたしのサマーボーイ
Don’t be sad when the sun goes down
悲しまないで 太陽が沈んでも
You’ll wake up and I’m not around
目覚めた時にあたしがいなくなってても
I have got my, summer, summerboy
あたしの あたしのサマーボーイ
And we’ll still have the summer afterall
2人の夏はまた必ずやってくるわ


ひと夏の恋。夏の終わりとともにふたりの関係も終わる。

ひと夏の恋とその終わりを歌った曲って結構あると思うのですが、だいたい切ないだとか寂しいだとか、感傷的なものが多い気がします。(個人の感覚です)

ところが、この曲はとてもあっさり。
そして次の夏への希望もある。

ただひとときの恋に感傷的にならず、明るく歌うところが魅力的に感じます。
ネガティブですーぐ感傷に浸っちゃうわたしにとっては、羨ましくも感じるメンタリティです。憧れちゃう。

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