失われた野心を取り戻すシリーズ:第2話 天才少女の影響
今回は僕が野心を持って行動したエピソードを
話したいと思います。
さかのぼる事、19年前―。
僕が、小学1年生の時でした。
初めての教室。
初めての友達。
誰もがドキドキした日々だったと思います。
授業の一環で、「自分の名前を変えてみよう」というのがありました。プリントを配られ、自分の名前を書き、その後回収してみんなの名前を覚えてもらうように教室の後ろの掲示板に貼り出すという内容でした。
幼稚園上がりなので、クラスのみんなは、ある程度ひらがなは書けます。みんな自分に与えられた名前を1文字ずつ丁寧に書いてました。
もちろん僕も丁寧に書いていました。
プリントを回収してその後、教室の後ろの方に全員の名前が貼り出されました。
貼り出された直後はそんなに見向きもしませんでしたが、初めての授業参観後に衝撃を受ける事になったのです。
僕の母が名前の一覧を眺めていると声を上げました。
「すごい字が綺麗な子がいる!」
僕はキョトンとして母が指差した名前を見ました。
その名前の字は教科書みたいに圧倒的に字が綺麗でした。冗談ではなく、本当に美しい文字でした。
僕は唖然としました。
「僕と同じ年なのにこんなに綺麗な字を書く女の子がいるのか!」
美しい字の持ち主は女の子でした。
その子の字は普通の小学生より、下手すりゃ大人顔負けの字をしていました。それくらい字が美しかったからです。
天才少女現る…!
その衝撃を受けた僕は、字が上手くなりたいと
誰よりも上手くなりたいと野心が付いたのです。
どうやったら字が上手くなるのか?
僕は母に相談しました。
すると、当時団地に住んでいたお向かいさんが集会所で書道教室を開いてるから行ってみたらと提案しました。
僕は即座に書道教室に通う事を決めました。
天才少女に追いつくならやってやると!
その後、メキメキと字が上手くなりました。
ですが僕は、このままでは終りません。
字が上手い人に対抗意識があったのです。
自分より、字が上手い人に出会うと強烈な対抗心がありました。特に書写の時間は戦争だったと思います(笑)
上手い人の作品を見ると、
「俺の方が100倍綺麗だ!」
もう、対抗心メラメラ。
そんな小学時代を送ってました。
大人になっても字が綺麗と言われると正直に嬉しいです。でもたまに上手くないなとか言われるとカチンと来ますが(笑)
そういった野心が行動に移す事は今思い返すと、とても良かったなと本当に思っています。
僕だけではなく、皆さんもほんの些細なことがきっかけで野心とか向上心があって行動した事があるのではないでしょうか。
野球が上手くなりたいから野球を始める。
ピアノが上手くなりたいからピアノ教室に通う。
そういう行動が今になって結びついているのだと今思い返すととても大事な事だと思います。
要は野心を持って行動する。
この一言に尽きますね。
次回はその野心を持ち続けていったのか。
それについて話していきたいと思います。
それでは。
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