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車輪の再発明を相変わらずする日本のSIer

今回はあまり文章を考えていません。
思ったことをつらつらと書いています。
問題は日本のシステムインテグレーターが相変わらず同じことの繰り返しをしていること。
ただ、メーカーSIer+NTTデータは提案の相談に移行しつつあるようですが。

コロナ後期からいろいろな案件の話を聞いてきて。
システムのリプレースだけではなくて、運用・保守の仕組みをアップデートする手段はあるんですよ。
みんな、ゼロからの新規開発をしたがります。

開発の統合開発環境でEclipseのEclipseを利用することの課題は生成AIへの対応が難しいこと。
Eclipseは現状、生成AIの拡張機能(プラグイン)の優れたものがほとんどないから、ここをマイクロソフト&Githubから提供されているGithub Copilotが使えるVS Codeにしたり。
生成AIの導入だけで品質や生産性の改善は可能です。
Oracle RDBMSへのアクセスなら今さらですがOracle RDBMSに最適化されたOracle SQL Developerに置き換えたり。
今からシェル操作が少しでも関わるLinuxクラウドに移行すると10年後に運用管理者がいなくなりそうですけどね。
シェル操作が得意なエンジニアはエンジニアでIaaS、PaaSへの対応ができていないのは見ています。
これからはコストのバランスはありますがPaaS的にしないと運用は厳しいと思いますし、私はGithubはあまり好きではないですが、Githubを使って自動デプロイの仕組みとか作らないと運用困難になるシステムを開発するだけと思います。
Git系はコミッターがどうしても必要ですが、ウェブのGUIの世界だけなのでなんとかなるかと。
今あるWeb、AP、DBサーバをクラウドのPaaSに移行するのはゼロからの開発よりは楽です。

ウィルス対策もWindowsクライアントでもEDRに変化してきたり。
いまのWindowsだとアンチウィルスはMS謹製でそこまで悪くないし、そもそもOfficeスイートがクラウドのGWSやM365 Webが推奨のSharePointになってファイルサーバを廃止しつつありますし。
従来型のセキュリティをいつまでやるのかなぁと思っています。
この手のクラウドだとVDI、VPN運用より多要素認証(MFA)でゼロトラストを目指したりした方がよかったり。
こういうところでも運用は改善していけるかと。
がちがちのセキュリティにするのはいいんですけどWindows Updateにすら制限をかけるのも考え物です。
PCの運用・保守も変化してきています。

求めている運用・保守のスキルセットの変化はあると思います。
そこに気づいている企業もあるようです。
Azure(Windows)でEntra(AD)の管理者は見つからないようですね。
M365だとオンプレのWindows Serverとは違います。
オンプレのWindows ServerとクラウドのM365の架け橋が欲しい企業は企業であるみたいです。
運用・保守の代表格の社内SEでもスキルセットは変化してきたようです。

COBOL資産はアクセンチュアさんだといらないプログラムをパージして資産のスリム化をして、保守・運用コストを楽にするみたいですね。
もう恩義はないですけど、移行よりこっちをまず検討した方がいいと思います。
30年以上前に作ったシステムでいまも同じ業務をどこまでしているかは考えた方がいいかと。
そもそも、そんな高度成長期の業務と同じ業務をいつまで続けるのかはあると思いますよ。
もともとERPとSalesforceに集約すればいいのをばらばらと個別システムが日本企業はまだまだ多すぎですよ。
いまの大型ERPはMRP II、BOM、SCMなどを持っていますし。
SAP S/4 HANAだとカーボンフットプリントまで行けます。
車輪の再発明が相変わらず多いんですよ、日本のSIは。

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