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自分のすきは「声のクリエイティブ活動」/すきによって世界が広がっていく

「すき」には人を深く、強くつなぐ力を持っている。

このことに気づいたのはコミュニティの運営に関わるようになってからだ。
コミュニティの中で人がどのように関係性を深めていくかを観察・考察していると、3つのステップがあることに気づいた。

①表層的な情報交換→②深層的な情報交換→③相互受容

①は年齢、職業、出身地など会話のとっかかりになるような基本的な情報についてのやりとりだ。

②は経験、価値観、趣味嗜好などのよりディープでパーソナルな情報についてのやりとり。ここに「すき」も含まれる。

③深層的な情報交換を経ることで、より相手を理解し、相手に愛着が湧く、相手を受け入れられるようになる。

こうして人と人とは深く強い関係性を築いていく。

「すき」にはものすごい可能性を秘められている。だからこそ今回の#すきは無敵だキャンペーンに共感した。


僕のすきは何だろう?

僕は現在、会社員をやりながらライフワークとしてコミュニティデザインと声のクリエイティブ活動をしている。
この二つの活動は自分が「すき」だからこそ日々対峙している。

コミュニティがすきな理由については過去にまとめたものがある。

今回は声のクリエイティブ活動についての「すき」について初めてしたためてみる。


何でまた声のクリエイティブ活動なんぞ始めたのさ?

僕は今年の春から声のクリエイティブ活動を始めた。
僕のことを知っていた知人、友人たちは突然の奇行に驚いたかもしれない。長期の外出自粛で気が狂ってしまったと思われたかもしれない。

実は、今年は新たなことに挑戦することを決めていた。
かつて所属していた前田デザイン室というオンラインコミュニティを経て、創作活動の面白さを痛感した。
自分が作ったものに対して、嬉しい反応がある。このことに、この上ない幸福感を覚えた。
だからこそ、この幸福感を求め、今年は何かしら新たなクリエイティブ活動を始めることを一つの目標にしていた。

そんなことを考えていた中、SNSで声のクリエイティブ活動に関する情報を立て続けに目にした。
コルクラボマンガ専科声優コースVoicyクリエイターズラボという声のクリエイティブに関わるコミュニティの募集が同じタイミングであったのだ。


その二つのコミュニティの募集を見た時、自分の中の遠い記憶が呼び起こされた。


僕は小さいころ、声優になりたかったのだ。
小学生の頃の文集に書いてしまうほど「すき」だったのだ。

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遠い記憶すぎて声優になりたいと思った理由を鮮明には思い出せないが、様々な声色を出せることに興味を持ち、友達を自分の声で笑わせることに小さいながら快感を覚えていたような気がする。

しかしながら、少しずつ大人になるにつれ、そんな自分の「すき」を押し殺し、他者からの視線や評価を優先し社会のレールから外れないような生き方をするようになってしまったのだった。声優では飯が食えないと。偏差値の高い学校へ行き、大企業へ就職するのだと。


小さなころの「すき」を思い出した僕は思い切って二つのコミュニティに飛び込み、声のクリエイティブ活動に取り組み始めた。

「すき」とは言え、始めは自分の声を多くの人に発信することは恥ずかしくてたまらなかった。こんな初心者丸出しの声を世に出すなんて公害でしかないんじゃないかとも思えた。


ただ、少しずつ周りから温かい反応や応援をもらえることで楽しくなっていった。同じコミュニティの仲間にも励まされ勇気づけられた。
自分の声で表現することがやっぱり「すき」だ。


この声のクリエイティブ活動が将来どのような形になっていくかは分からない。ただただ「すき」だから続けている。
今は単なる自己満足で続けている活動ではあるが、これがいつか人の役に立ったり、人に求められるようになったらいいなと思う。
かなり遠回りをしてきた自分の「すき」だったけど、周りを気にせず思い切って行動に移して良かった。


「すき」を表に出すと出会える縁や体験がある。「すき」によって自分の世界が広がっていく。声のクリエイティブ活動を通じてそんなことを改めて感じた。


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こっとん / コミュニティデザイナー
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