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交通系IC × Maasでサービスを考える【交通系ICアプリ】

こんにちは、わたるです。

チームでゼロからアプリを作ることになった制作日記の続きです。

MTG(7/22)

7月22日(金)に2回目のチームMTGがありました。

今回のMTGの目標は「現在ある課題を実際に解決することができる、ユーザーにとってより価値のあるサービスの方向性を決める」ことです。

そのためには「価値定義シート」の作成を行う必要があるのですが、その事前準備として「競合他社の課題」や「提供価値」、「JR北海道のビジョン」などについて各々調べてきました。

価値定義シート

↑この価値定義シートを作成します。

各自調べた内容について発表していくのですが、みなさん細かく調べていて非常に勉強になる時間でした。

ただ、アイデアとしてはいいものがたくさん出たのですが、逆に何を目指すべきなのか目的が曖昧になってしまい、価値定義シートの作成には至りませんでした。

メンバーが多いとアイデアはたくさん出るのですが意見をまとめるのが難しいですね🤔

なんとか最終的には「交通系IC × Maas」で進めてみようかという流れになったのですが、Maasについてあまり知らないので勉強も含めてメモメモ。

Maasについて

MaaS(マース)とは、「Mobility as a Service」の略。従来の交通手段・サービスに、自動運転やAIなどのさまざまなテクノロジーを掛け合わせた、次世代の交通サービスです。

出典:Monstarlab Blog

実証実験が国や自治体、民間企業などによって盛んに行われるようになり、2022年に入ってもその勢いは衰える様子はないようです。

トヨタもすでに独自のMaaSサービスを展開していて、導入エリアを拡大しつつあるみたいですね。

このMaasをどのようにして交通系ICと繋げるのかが今回のカギですね。日本における事例が少ないので難易度は高めですが、できた時の達成感は高そうです。

交通系IC × Maasの価値定義シート

Massを取り入れた交通系ICの価値定義シートを自分なりに作ってみました。

メンバーの方のシートを参考に「都市部」「中規模都市」「郊外・過疎地域」で分けて考えています。

価値定義シート例

本来の流れとしては

  1. 現状の分析

  2. 目標の設定

  3. 解決アイデア

のように進めていくのがベストですが、最初に「解決アイデア」としてMaasを設定したので、Maasありきで「現場の分析」と「目標の設定」を行いました。

その結果、サービスの規模がかなり大きくなってしまい、現実的ではないアイデアが出来上がってしまいました。。。

おそらく採用されることはないですが、この価値定義シートで次のMTGに臨みます。

MTG(7/25)

7月25日(金)に作成した価値定義シートの発表会?を行いました。

それぞれ作成したコンセプトは違うのですが、大きく分けて以下の2つのテーマが多かったです。

  1. 交通系IC + 観光情報(北海道在住者以外向け)

  2. 交通系IC + 移動をストレスフリーに(北海道在住者向け)

アイデアとしては両方取り入れるのが良いのですが、スケジュールの問題と実現可能性を考えて北海道在住者向けをターゲットに進めることにしました。

そして採用した価値定義シートがこちら。

採用した価値定義シート

機能イメージとしては、「一般的な交通IC機能+Maas主要機能(目的地までのルート複合検索 / 複数提案・移動サービスの選択 / 予約に加えて、観光地や施設のデジタルチケット購入」となっています。

前回まで少し迷走していた感があったのですが、ひとまず価値定義シートが作成できて一安心。

この価値定義シートのフィードバックをもらい、次回のMTGからは要件段階の設定に入っていきます。

# 2022/7/25

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