コーヒーの挽き目を変えるだけでおうちコーヒーが美味しくなる!
こんにちは、Cotteaです☕️
皆さんはコーヒーを買うときに豆と粉のどちらで買っていますか?
粉で買われる方はこれからはグラインダーを買って、豆のままで買うようにしてみましょう。それだけで、おうちのコーヒーがすごく美味しくなります。これから、その理由をコーヒー通販専門店COTTEAが説明します。
コーヒー豆にはそれぞれの特徴(焙煎度合い、品種など)と、それぞれの淹れ方によって適した挽き目があります。
皆様から頂く質問でも多いのが、「挽き目が粗挽き細挽きって何ですか?」という質問です。
1. 挽き目の基準
コーヒー豆が何ミリからは細かくて何ミリからは粗いというような「粗い」「細かい」と分ける絶対的な基準はありませんが、ガイドラインのようなものは存在しています。
日本コーヒー協会の基準は
粗挽き(粒子径 0.72-0.92mm程度)
中挽き(粒子径 0.60-0.71mm程度)
中細挽き(粒子径 0.55-0.59mm程度)
細挽き(粒子径 0.46-0.54mm程度)
極細挽き(粒子径 -0.45mm程度)
となっています。
数字で表しても毎回測定することはできないので、参考までにこちらの画像をご覧ください。
ざっくりとした大きさの基準値になります。もちろん、砂糖にもいろんな大きさがあるので、参考までにです。
2. 挽き目で味は大きく変わる
一番分かりやすい味の変化は「濃い」「薄い」の感覚かと思います。
実は、それが味に大きな影響を与えています。
コーヒーは水にコーヒー成分が溶け出した飲み物です。そのため、コーヒー成分が抽出される豆の粒子が多いほど(細挽きになるほど)お湯に触れる表面積が増えます。
その結果、抽出されるコーヒー成分が増え、「濃い」味になります。
難しく聞こえるかも知れませんが、砂糖や蜂蜜をお湯に入れた時は全ての砂糖や蜂蜜がお湯に「溶解」されるため、入れる量だけで濃さが変わるのですが、コーヒーは「抽出」する物体のため、美味しいコーヒーを飲むためには挽き目が非常に重要なワケです。
ここまでいかがでしょうか。コーヒーの奥深さはまだまだ続きます。「コーヒー一杯飲むのにそんなに考えたくない」という方は近くのカフェで美味しいコーヒーを飲むか、COTTEAサイトで楽におうちコーヒーを楽しんでください。笑
さて、挽き目の話に戻り、「濃い」コーヒーが全て良いワケではありません。もちろんCOTTEAでも「ひとり一人好きなコーヒーの味は違う」という考えでコーヒーを販売していますが、ある程度美味しいと言われるコーヒーの濃度があります。
そのバランスを整えないと、「濃い」ではなく、雑味があるコーヒーになってしまったり、酸味の強いコーヒーができてしまったりします。
3. 美味しいコーヒーを淹れるため、挽き目ガイドライン
美味しいコーヒーには適正な抽出量の基準があります。
1:15の基準
コーヒー豆1gに対して、お湯を15g入れること。これが美味しくコーヒーを入れるための一つの基準です。(焙煎度合や淹れる器具によって変わります)
例えば、マグカップ1杯分のコーヒー(抽出完了した時のコーヒーの量が180gほど)を淹れる場合は14gのコーヒー豆が必要です。
※豆1gで15gのお湯なら、210gのコーヒーになるのでは?!という疑問が発生しますが、コーヒー粉は自分の約2倍ほど(28~30g)のお湯を吸収します。
ここで、挽き目の出番です。1:15の比率で準備したコーヒー豆を「溶解」ではなく、美味しく「抽出」するために、豆のごとの適切な挽き目が必要になります。
とはい言え、何を基準に挽き目を選択すれば良いのかさっぱりな方のため、コーヒー抽出の基本をお伝えします。
コーヒーは抽出される時、
酸味→甘味→苦味
この順番で味が出てきます。
では、1:15で淹れ終わったコーヒーが好みより青臭い!酸っぱい!と思ったら、まだまだ抽出ができていない!事になるので、挽き目をもっと細かくして、より抽出されるようにしましょう。
逆にコーヒーの味が苦い、渋い、と思ったら挽き目を粗くして抽出される量を減らしてみてください。
それでも、美味しい!という味が出ない場合は、コーヒー豆を変えてみましょう。
もちろん、コーヒーの量、淹れる器具、温度、などなど変数はたくさんあります。ここまで来ると本当にコーヒーは化学です。
4.最後に
今回はコーヒーの味を決める重要な要素の一つである「挽き目」についてお話しました。少し難しかったかも知れませんが、これだけ覚えてください。
コーヒー粉1:お湯15の比率で抽出したコーヒーの味が青臭い!酸っぱい!薄い!→挽き目を細かくする。
逆に苦い、渋い、濃い!→挽き目を粗くする。
この作業が自分の好みの味に近ずくための楽しい作業ですが、なかなか大変な作業でもあります。
そこで!COTTEAではこの煩わしさがないよう、販売している全てのコーヒー豆と淹れる器具事の適切な挽き目を準備しています。事前に私たちがそれぞれの豆に最適な引き目を出しています。
豆でご購入した商品には「挽き目調整カード」というのを送っていて、お家でも簡単に挽き目の調整ができます。
こちらのお送りするカードは実写と同じサイズで印刷しているので、真ん中の白い円に乗せて比較することができます。
COTTEAは深くまで掘り下げると難しすぎるコーヒーをECを通して分かりやすく、かつ美味しいコーヒーを楽しめるようにして行きたいと思っています。
これからも一人ひとりにあったコーヒーをお楽しみください。
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