隠れたコーヒーの効果ご存知ですか?
こんにちは、Cotteaです☕️
皆さんはコーヒーがもともと薬として飲まれていたことをご存知ですか?
その昔、イスラム教徒が夜の修行を行う際に眠気さましの薬として飲まれていました。
現在は嗜好品として親しまれているコーヒーですが、最新の研究で、コーヒーには覚醒効果以外にも様々な効果があることが解明されています。
みなさん、日頃から何気なく飲んでいるコーヒーにどのような効果があるのか知りたくはありませんか?
コーヒーの効果をちゃんと知ることで、コーヒーの新たな楽しみ方が見えてきます!
それでは、コーヒーがもたらす効果について書いていきたいと思います。
1. 隠れたコーヒーの効果
【アンチエイジング効果】
コーヒーといえばカフェインというイメージを持たれている方も多いと思います。
あまり知られていないのですが、カフェインと並んでコーヒーにはポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が多く含まれています。
呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は、通常の状態よりも活性化された『活性酸素』になります。その活性酵素が体の中で反応すると、正常な細胞組織まで破壊する作用があり、それが肌のたるみや体の老化の原因になります。
この現象を抑えるのに効果的なのが、クロロゲン酸です。
クロロゲン酸には、強い抗酸化作用があり、活性酵素の働きを抑える効果があります。
【脂肪燃焼をサポート】
自律神経の一つである交感神経が私たちの体重や脂肪を管理しています。そして、太りやすい人は交感神経の働きが鈍いと言われています。
コーヒーのカフェイン成分は交感神経の働きを活発にするため、食欲を抑制し、脂肪を燃焼させる働きを促します。
この効果を生かすためには、運動を共に行うと良いです。
カフェインは体に吸収されるまで1時間ほどがかかりますので、運動前に飲みましょう。
【病気のリスクを下げる】
2015年5月に、国立がん研究センター予防研究グループは習慣的にコーヒーを飲む人は、心臓病、脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという研究結果を出しています。
炎症を予防する効果のあるカフェインと、抗酸化作用のあるクロロゲン酸の相乗効果によるものです。
【脳を覚醒させる】
アメリカのジョン・ホプキンス大学の研究チームが行なった実験があります。この実験では、200mgのカフェイン錠(コーヒーおよそ2杯分に相当)を飲ませたグループとそうでないグループを対象に、1日経過した後の画像記憶力を調査しました。
その結果、カフェインによって記憶力が向上することがわかったそうです。勉強する際に眠気さましで飲んでいたものが実は、記憶力向上効果も合わせ持っていたのです。やはり、勉強にコーヒーは必須ですね。
他にも、反射神経や運動能力が一時的に向上するという効果も確認されています。
2.飲み過ぎ、頼り過ぎ注意
このように私たちに役に立つ効果を与えてくれるコーヒーですが、たくさん飲めば良いという事でもありません。
カフェインを一日あたりに摂取して良い量は、妊婦や子供を除き大人で400mgまでとなっています。
目安としてコーヒー100mlあたりのカフェイン含有量は60mgですので、1カップ200mlとすると、1日3杯以上は飲まないほうが良いということになります。
適度な摂取を心がけていきましょう。
あくまでも、「このような効果が期待できる」というものなので、当てにし過ぎることなく、健康をサポートしてくれるものくらいに思っておきましょう!
3.最後に
今まで何気なく飲んできたコーヒーがこのような効果を持っていたなんて驚きですよね。
これを機になんとなく飲んでいたコーヒーを、健康の為にコーヒーを飲む、脳を起こす為にコーヒーを飲むなどの目的を持ってコーヒーを楽しんでみてはいかがですか?
きっと、今以上にコーヒーを楽しむ幅が広がるはずです。
自分の好みに合うコーヒーを見つけて、楽しく健康的なコーヒーライフをお過ごしください。
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