【総括】フィンランド家族の元での2週間/day15
2023.02.07~03.23までフィンランドに滞在しています.
【day14】2月21日(火)の日記です.
今回の滞在では、Workawayというシステムを使っていて、ボランティアをする代わりに食事と滞在場所を提供してもらっています。
1か所目は,フィンランドで生活をする家族(母,父,高校生娘・息子,5歳娘,犬3匹,猫2匹)のもとでの滞在でした.今日で予定の期間が終了したので,この2週間を振り返ろうと思います.
ホストを選んだ理由
「家族の一員として迎える」に惹かれた
今回の滞在には,フィンランドの人々の暮らしや考え方が知るという目的があります.そのため,できるだけホストとコミュニケーションを取れる機会が多いような受入先がいいと思っていました.
ホストを探す中で,"We invite the workawayer to be a part of our family and share our daily life."という紹介分があり,家族として日常生活を共にできることがいいなと感じました.
仕事の内容が合っていそう
Workawayの募集には,いろいろな仕事があります.今回のホストの主な仕事について,
・子どものお世話
・家事(掃除,料理)
・動物の世話
・ガーデニング
と書いてあり,子どもや動物の世話もやったことがあるし,家事も結構すきだからぴったりかなと.
動物がいる
特に犬が好きなので,3匹もいるというのも魅力的でした.
1日のスケジュール
8:00 起床
9:00 朝食,仕事スタート
12:00 昼食
16:00 仕事終わり
仕事の内容
ホストシスター(5歳)とお留守番
ホストシスターが起きたら,まず髪の毛をとき,着替えさせます.
その後,遊びたいと言ったらとことん一緒に遊びます.遊びの内容は,以下の記事.
昼頃,またはホストシスターが何か食べたいと主張してきたときは,ご飯の準備をします.彼女は,ケチャップヌードルが好きなようでよく食べていました.パンの耳がきらいでくりぬいて食べていたのも懐かしいです.また,トイレの便器が壊れていて一人ではできないようでしたので,その手伝いもしました.
家事
・掃除
・洗濯
・料理
ホストマザーの仕事の手伝い
詳しくは,こちらで書きました.
余暇の過ごし方
旅行
土日などを使って,オーロラとサンタに会うために,Rovaniemiという町に行きました.
日記
このnoteです.その日の記録を,時間があるときにまとめて更新しています.
ご飯,おやつ
一緒に集まってご飯を食べるという文化がないので,暇なときにご飯を食べていました.ちなみに,ここのホストは健康に気を使っているようで,砂糖が入ったあまい食べ物はあまりおいておらず,果物(バナナ,梨,リンゴ,みかん,キウイ)が常備されていました.
仕事
時間外でも,ホストシスターから「遊んで!!」と言われると,それを断るわけにもいかず,遊んでいました.
Youtube
疲れた時に見ていました.
雑談
他のWorkawayer(フランス,チェコ)やホストファザーと,将来のこと,自国のことなど話しました.
散歩
ホストファザーは毎日散歩に行っているようで,2回ほどついていきました.ホストファザーは,
「若いうちにしかできないことをやった方がいい」
「自分も昔はいろいろ遊んでいた」
「今もYoung Spritを持っている」
などいろいろなことを伝えてくれました.Joyとよく言っていて,人生を楽しんで!!というメッセージが伝わってきました.
散歩の様子はこちら.
研究活動
日本の所属研究室の研究を進めていました.
印象的だったこと
子供の放任さ
日本に比べると,子どもへの接し方がゆるいなと感じました.ご飯も,寝る時間も,遊ぶ時間も自由でした.(私たち滞在者も結構自由にさせてもらっていました)逆に制限されていたものは,
・兄や姉の部屋に,妹を入らせない
・朝は服を着替える
・電気の節約をする
・道路では遊ばせない(車が通り危険)
が大きなものだったと思います.
ご飯の自由さ
日本では,ご飯は集まって食べるのが当たり前で,そうではない場合に「孤食」などと言われるくらいですが,今回の滞在先ではそもそも集まって一緒に食べるという文化がない様子でした.(年に数回,パーティーなどで一緒に食べるといっていました)
ムーミン谷みたい
2週間の短い滞在でしたが,家族のように自然に,いい距離感で受け入れてくれました.知らない人を家に迎え入れて,大自然の中で静かに生活をするところがムーミン谷みたいだなとも思ったりしました.
読んでくださってありがとうございます.話したいこと,聞きたいこと,メッセージなど,なんでもお気軽に連絡してください!では!