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クライアントの成長の可能性を信じて向き合う(cotreeコーチ・茂木さん)

コーチングをしていると、どんな方でも「とてもいいもの」が見つかります。するとその方の表情や声色も少し変わってきて新たな道が見えてくる。そうした瞬間はとても嬉しいですね

そんな発言が出たのはcotreeコーチ・茂木岳人さんが登場したライブ配信「ひらやまラジオ」でのこと。

現在cotreeで募集中の「コーチ」の採用に関するお話はもちろん、普段の業務の様子や茂木さんがコーチングで大事にしていることまで、たっぷり話しました。

▼cotreeではコーチを募集しています

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茂木岳人さん プロフィール。
コーチ。2019年よりcotreeにて勤務。個人向けコーチングの実施から登録コーチへの対応・オペレーションの改善まで幅広く業務を行い、cotreeのコーチング事業を支える。
SNS : noteTwitter

入社後のコーチング件数は400〜500件

入社のきっかけは?

茂木:もともとは国家公務員として働いていたんですが、だんだんと自分自身のキャリアに悩むようになってきました。そんな中、たまたま出会った友人がコーチングの会社で働いていて、試しに受けてみたらめちゃくちゃ面白かったんですね。「これは自分にとって価値のあるものだ」と。そこから好奇心を持って、コーチングを勉強するようになりました。

また、同じくらいの時期に働きすぎで適応障害になってしまったことも重なり。コーチングへの興味と心の調子を崩してしまった体験から「コーチングにもっと携わっていきたいな」という思いが強くなってきたんです。そんな時にちょうど、cotreeのコーチング事業に関するリリースをTwitterで見て応募しました。

cotreeに入社してからどれくらいコーチングをした?

茂木:ちゃんと数えられてないんですけど、件数でいうと400〜500件くらい。

ひらやま:500件くらいコーチングをすると、コーチとしてはどれくらいのレベルになるんですか?

茂木:ちょっと自分でもわからない部分があります。というのも、ただただ件数をやればいいというわけではないと思うので。それ以上に、継続的にクライアントと向き合えていたかや、経験したテーマの幅が大事だと思っています。

カウンセリングも扱っているからこその幅広さ

cotreeアセスメントコーチングについて教えてください

茂木:2019年3月からサービスを開始しました。特徴的なのはコーチングだけでなく性格特性診断も合わせて行うことです。その人の個性や特性、強みを踏まえた上で、課題の解決の仕方、やりたいこととの向き合い方を模索できます。

性格特性診断以外での特徴は?

茂木:すごく大きな特徴かなと思っているのが、一般的なコーチング利用者層よりも年齢やテーマが幅広いことですね。一般的なコーチングのイメージでいうと、40〜50代の管理職・経営者のような人が自己成長に向けて進んでいく、アメリカ的なコーチングのイメージが強いかと思います。

対して、cotreeのコーチングをご利用いただく方は、20〜30代でキャリアについて考えていきたい方や自分の性格特性に関連する悩みがある方が多いんですね。おそらく、cotreeがカウンセリング事業も扱っているので、カウンセリングとコーチングの中間層の方にもご利用いただいているからだと思うんですが、そうした利用者層の幅広さはcotreeの特色じゃないでしょうか。

ひらやま:確かに、幅広いですよね。

茂木:若い方だと20代から、上は60代くらいまで、本当に幅広く利用されています。

ひらやま:グループ会社のCoachEd(コーチェット)も話に含めるとリーダー向けのコーチング学習サービスや、元々cotreeが運営していたescort(エスコート)という経営者向けのコーチングサービスもあるんですね。そうしたサービス間の情報の連携を社内で柔軟にやっているのでコーチングの経験が蓄積され、幅広い層・テーマが扱えるようになっているんだろうなと思います。

茂木:もう一つの特徴として、登録コーチで臨床心理士やカウンセラーの資格を持っている方が多くいらっしゃることがあります。そういった資格面も、カウンセリングとコーチングの中間層にしっかり向き合うことのできている理由の一つだと思います。

ひらやま:中間層ではなく、一般的なコーチングのイメージに近い、目標達成や行動の具体化を目的にしている方はcotreeのユーザ―さんだとどれくらいいるんですか?

茂木:2割くらいですね。

ひらやま:そうした目的を持っている方に、茂木さんはどういった役割を果たしたいと思っていますか。

茂木:そういった方は比較的健康度も高く、自分一人でやっていく力も持たれていると思います。でも、コーチングをお申し込みいただいているということは、さらに何かできることがあるはずなんですよね。

例えば自分の強みをもっと活かしたいのか、他者との関わり方を改善していきたいのかを整理していく。同時に語りの中でその人自身がまだ気付いていない部分が見つかったらフィードバックして、新たな気付きや課題を発掘していく。そうした過程を共に歩み、より良く進んでいくための支援を提供するのがコーチの役割かなと思います。

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その人の「いいところ」を一緒に発掘していく

普段はどんな仕事をしている?

茂木:日頃はコーチとして、つまり一人のプレイヤーとしてコーチングを行っている業務が半分。もう半分はオペレーションの改善や、登録いただいているコーチの方への対応を担当しています。

仕事の中で喜びを感じる瞬間は?

茂木:コーチとしてクライアント一人ひとりの大事なテーマと向き合っていくのは喜びを感じるし、同時にヒリヒリするところだと思いますね。決して安くない金額で受けていただいて、セッションに対しての期待もあるわけですから、それに全力で応えていくことにはやりがいを感じます。

例えば、性格特性診断などをベースに、その人の強みや過去を伺っていくと、その人らしく課題や困難を乗り越えた経験などが見つかったりするんですよね。どんな方でも一緒に発掘し、紐解いていくと、とてもいいものを持たれているんです。

そういったところに気付くことで、「じゃあこうしていこうか」と新たな道が見えてくる。そして、その方の表情や声色も、少し変わってくるんです。そうした瞬間に「あ、いい気付きを一緒に見付けられたな」と思えてすごく嬉しいです。

はとだ:私はcotree入社前から茂木さんのコーチングを受けていて、セッションで表情や声色が変化していくのを自分で感じました。最初はもやもやしていたんですが、課題が整理されいろいろなことに気付くことができ、最終的には笑顔になれていたんです。コーチングはこんなに楽しいものなんだ、と思いました。

垣根のないシームレスなプラットフォームを作る

cotreeのこれからの展望は?

ひらやま:カウンセリングとコーチングって技法や知識に違いはあるんですけど、対人支援であることや相手の可能性を信じるという意味では同じだと思うんです。だから、無理に切り分けないというか、タイミングによってカウンセリングを受ける時期があってもいいし、コーチングを受ける時期があってもいい。

自分のことを専門家にしゃべったり、自分でケアしたりする習慣・文化をcotreeが作っていきたいんです。そのためには、今よりもっとシームレスなプラットフォームを作りたいし、そのことをブランドとして打ち出したい。それがcotreeのこれからです。

茂木:「シームレスなプラットフォーム」という言葉がありましたけど、それは自分も強く推し進めていきたい部分です。というのも、自分自身がそういうサービスを強く求めていたなと思って。「コーチングが必要そうだけど何かちょっと違う。そうなるとカウンセリングなのか、でもちょっとハードルがある」みたいな。

実際コーチングをしていても、自分と同じような迷いを抱えて適切な支援を選べず、サービスと繋がれていない方がいるように感じます。そういった方々にも届くようなプラットフォームにしていければと強く思います。

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一緒に「研鑽」していく仲間を求めて

コーチ募集の背景は?

ひらやま:おかげさまでオンラインコーチングのニーズが増えまして、これまで以上にサービスを成長させて、もっともっと多くの人に届けるために、純粋にリソースを増やしていきたいというのが一つ。あとは現状、茂木さん一人でやっている部分が多くて、一緒に事業を作ってくれる仲間の必要性を感じたのがもう一つです。

どんな人に応募して欲しい?

茂木:コーチとしてスキルはあったらあるだけ嬉しいんですが、そうしたプレイヤーとしてのスキル以外にも、一緒に事業を作っていく、改善していく、育てていける人と一緒にやっていきたいと強く思いますね。また、cotreeにフィットするかもすごく大事なんだろうなと感じています。

ひらやま:いわゆる事業責任者として関わりたい方にも面白い環境かなと思います。もっとコーチングの質を上げていきたいなと思っているので、コーチングのテクニック的な視点だけでなく、ビジネス的な視点からも一緒に考えてくれる方に来ていただけると嬉しいです。

cotreeでコーチングをする際に大事にして欲しいことは?

茂木:コーチングのスタイルもいろいろあると思うんですが、今のcotreeで特に大事にしているのは、クライアントの主体性を尊重していくこと。クライアントが何をしたいのか、どんな期待を持っているのかを尊重して、コーチが引っ張りすぎない、主導しすぎないことを大事にしています。

また、それに付随してクライアントの中に答えがあると信じてほしい。人によってはメンター的にアドバイスするスタイルもあるかとは思うんですが、クライアントの中の成長の可能性を信じて向き合っていく姿勢を大事にしてほしいです。

ひらやま:とはいえ、手段を問わずクライアントに価値を提供していける視野の広さも大事かなと思いますね。もちろん最低限のポリシーはありますけど、茂木さんの話も踏まえて、排他的じゃない方がいいんだろうなと思います。

cotreeで経験できて良かったことは?

茂木:いろいろなクライアントの方と出会えたことで、自分自身が大きく成長できたのは良かったなと思います。様々なテーマ、悩みに向き合って、上手くいった時もあれば、そうじゃない時ももちろんありました。そうした経験をコーチの仲間と一緒に振り返り、研鑽してこれたのは大きな経験でした。

ひらやま:振り返りの時間をしっかり取るのは、フリーでやられている方は大変ですよね。集客もして、値段も決めて、枠も作って、クライアントリストも管理して。セッションもして、フォローもして……。セッションだけに集中するのはなかなか大変だと思います。もちろんセッション以外の作業も大事だとは思うんですけど、cotreeとなら簡単にできるかもしれないです。

最後に一言お願いします

ひらやま:ようやくサービスとして地に足がついてきて、サービスの質について深く考えられるようになってきました。ただ現在のサービスの延長線上では限界もある。自分たちでオンラインでの支援のまだ見ぬ可能性を作っていけたらと思っています。

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▼詳しくはこちらの募集をご覧ください

▼応募はこちら

条件面について記した 代表・櫻本のnoteもご一読のうえ、ご応募ください。

なおグループ会社・CoachEd(コーチェット)でも募集をおこなっており、共通のエントリーシートとなります。両社で連携しながら、育成・採用をおこなっております。

※こちらの募集要項は掲載時点の情報です。採用が決まり次第、募集を終了いたします。

編集・文・撮影:日和下駄

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最後までお読みいただき、ありがとうございます🌱 オンラインカウンセリング: https://cotree.jp/ アセスメントコーチング: https://as.cotree.jp/