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「cotree、使ったよ」の声を聞けた瞬間が何より嬉しい(cotreeラジオ)

「もっとカウンセリングを身近にしたいです」
「ユーザーさんにとってよい体験かどうか、を中心に考えています」

ユーザーさんによりよい体験を提供できるよう、cotreeメンバーは日々話し合い、改善に取り組んでいます。その姿勢はオフィスでも、ライブ配信でもかわりません。

cotreeメンバーが登場する「cotreeラジオ」。今回はカスタマーサービスを担当しているくにいさんとたかれんさんが出演。ユーザーさんの声に接する機会の多い二人だからこそ出てくる言葉がたくさんありました。

今回はその時の内容をお届けします。

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「noteから、cotreeを知りました」

自己紹介

くにい:cotreeのくにいです。ユーザーさんが困った時の問い合わせ対応や、カウンセラーさんのサポートをしています。cotreeのジョインは去年の11月なので、半年ちょっとくらい経ちました。

たかれん:たかれんです。cotreeで働き始めてからは4日目くらいです(オンエア当時)。くにいさんのお手伝いとして、ユーザーさんの問い合わせ対応などをしています。

cotreeを知ったきっかけ

たかれん:Twitterで知りました。「takk!」リリース時の櫻本さんのツイートだったかな。「takk!」をサービスとしても利用したいと思ったし、後日読んだnoteの「社会にありがとうを増やしたい」という言葉にも共感しました。

「助けてほしい」を言える場所はたくさんあるけど、「これ、できますよ」を仕事じゃない、ちっちゃい範囲で伝えられる場はなかったなと思って。

私の周りはヘルプを求めるのが得意ではない人が集まっているので、「あ、これ書いておけたら便利だな」って思ったのが最初ですね。

ひらやま:なるほどね。takk!は、できること、困ったことを一覧にして、マッチングするサービスです。takk!をきっかけにcotreeを知った人は何人かいる気がするな。

くにい:私がcotreeを知ったのはいろんなきっかけがあるんですけど、一番大きいのは櫻本さんの「「変わらなきゃ」と思ったら、先に安全な居場所を確保したほうがいい」というnoteです。あのタイトルでまず救われた感じがあって。

ひらやま:今、採用募集に応募してくれる人はだいたい「Twitterとnoteを読んでいます」と言ってくれていて、ありがたい限りです。

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「cotree、使ったよ」の声を聞けた時の嬉しさ

カウンセリング・コーチングに対するイメージ

たかれん:
カウンセリングは、悩み事がある時に、自分に合った解決方法を知るために使うイメージが強かったですね。

最初にカウンセリングを知ったのは大学生の時でした。教育に関する講義で「教師もカンセリング的な関わり方を求めるられる場面がありますよ」と言われて知ったくらいで、細かくはふれず。

カウンセリングやコーチングについて詳しく理解したのは、cotreeのイベントに参加してからです。

くにい:私もcotreeに入社する前は、カウンセリングをちょっと調子が悪い時に使うものとは思っていなかったです。

会社の福利厚生で産業医がいたりメンタルケアできたりする仕組みはあったんですけど、「どうしても動けないライン」を超えてしまった時に使うイメージでした

たかれん:コーチングも大袈裟にとらえていた気がします。「めちゃくちゃキャリアを積み上げるぜ」って人がコーチングを受けて、バリバリ考えて、「ネクストアクションはこうだ」って決めていくんだろうなというイメージ。

くにい:確かにコーチングは、認知され始めた当初は経営者向けのような意味合いが強かった印象です。

たかれん:cotreeで働き始めてからは、コーチングもカウンセリングも、以前よりカジュアルに考えられるようになりましたね。

特にカウンセリングは、実際にcotreeでカウンセリングを受けて、「何か大きな悩み事があるわけではなくても、カウンセリングを受けていいんだな」と気づけました。メンテナンスのように定期的に受けている方もいると知って、よりカウンセリングのハードルが下がったように思います。

cotreeで働き始めて

くにい:自分たちの提供しているものが誰かを傷つけていないか、ということを強く考えるようになりました。直接的なことだけではなくて、「分かりづらい」「困らせてしまった」みたいなことも気にしています。

問い合わせ対応を始めた当初は業務改善がメインだったんですけど、今はユーザーさんにとってよい体験かどうか、を中心に考えています

現状が完璧ではないので、落ち込むこともあるんですけどね。ユーザーさん一人ひとりの体験に目を向け、課題に向き合えているからこそだとも思います。

たかれん:cotreeで働き始めて一番驚いたのは、「カウンセリングを受けたよ」と発信してくれる方の多さです。cotreeのユーザーさんは、Twitterで「cotreeを使ったよ」って投稿してくれるし、わざわざnoteで感想書いてくれる人もすごく多くて。

ひらやま:ここ2年で変わった気がします。2年前はnoteはもちろん、Twitterもcotreeとしてはほとんどやっていなかったので。個人のメンタルヘルスに関わるものは「言わない方がいい」「秘密にした方がいい」みたいな話もありますし。

あとは、「カウンセリングとかコーチング使ってる?」って話になった時に、不安もあるような気がします。どう扱っていいかわからないとか、話す側だけでなく聞く側もすごく気を遣うシーンが多々あるんだろうなと。

たかれん:カウンセリングを受けるということは、何か課題感のある人が多いだろうから、なかなか「受けたよ」とは言いづらいと思うんですよね。カウンセリングに対する偏ったイメージもまだ多少はありますし。

ひらやま:カウンセリングもコーチングも誰でも必要になることがあるし、不調の予防をする点では、通院とか運動と何の差もないんですよね。聞く側も話す側もフラットに話せるといいんでしょうね。

くにい:どんな使い方をしているのか、いろいろなパターンが知りたいです。

ひらやま:最近は、noteやTwitterで感想をもらえてすごく広がりを感じつつ、「もっと書いてくれていいんだよ」「もっと聞きたいな」と思ってます。

カウンセリングとコーチング、やることは全然違うんですけど、人と人が会話して考えていくという点では本質的に差はないんですよね。まるっと「cotree、使ったよ」って言ってくれると嬉しいです。もっと言ってほしい。我々が頑張るところですね。

くにい:ユーザーさんの問い合わせを対応している時にも、「cotreeが支えになっています」と言っていただけることがあって、それはすごく嬉しいです。

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これからへの想い

カウンセリングをもっと身近にするには?

たかれん:現状、具体的なアクションが取れているわけではありませんが、もっとカウンセリングを身近にしたいです。

私がカウンセリングを最初に使ったのが21歳くらいなんですけど、想像していたよりもカジュアルな雰囲気だったんですよ。自分のバックグラウンドを全部話すわけではなくて、笑顔で話せる時間もあって。単純に「受けてよかった」と思いました

自分と同年代で当時カウンセリングを受けた人なんて周りにいなかったし、そもそも話題にもならないんですよね。でも、それこそ20代前半で一度ふれておけると、いざ働き始めて「一人でどうしようもなくなっちゃいました」って時に、対処しやすくなるんだろうなと思います。

もしもの時助けを求められる場が一個ある、と知っておくだけでも楽になると思うので、社会人1、2年目や学生の時に、もうちょっと気軽に知れるようにしたいですね。カウンセリングを日常的なものにしたい。

ひらやま:文化が変わっていく時って、それを使った人が親になって、子供ができてからも当たり前のように使って、子供がその姿を見て「これは日常的なおこないなんだ」と知ることが大切らしいんです。

やっぱり若いうちから使ってもらう、ずっと使ってもらうというのはすごく大事な気がしてるんだよな。

cotreeで働く人について

たかれん:オフィスでも「どうしたらユーザーさんによい体験を提供できるか」「今のcotreeとしてできることは何か」をよく話し合いますが、これがライブ配信でもできるのすごいですね。

くにい:オンラインカウンセリングはまだ明確な正解がない領域だと思っていて、誰か一人の意見で決まることはあまりないんですよね。だからcotreeには、対話や議論をしながら何かを作るのが好きな人が合うと思います

ひらやま:「もう話したくないよ」ってなっちゃうとつらいかもしれないですね。議論ができないといけないというよりは、できたほうが面白い気がします。cotreeに限らず、人間関係とか会社で働く上で。

くにい:探り探りでやっていくのが楽しめるといいですよね。

ひらやま:学習力の高い人の方がよさそうですよね。僕は入ってすぐにカウンセリングやコーチングの入門書を数冊読んだので、それが抵抗なくできる人はすごくいいです。

あとベンチャーなので、「できる人が誰もいません」というシーンで「じゃあ勉強しちゃいます」みたいな姿勢があるといいですね。ただ、それ以上に命を大事にできる人の方がいいなと思います。頑張るのもすごく大事ですけどね。

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撮影:いしたか 文:たかれん

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