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#33 C’est la vie!

Voyages des Laurentides et de Montréal
後半

明日は弾丸Niagara Falls観光!
…の前に、前回の旅の記録をしっかりつけたくて深夜更新。

▪️Day2(夜)
今回の旅の大きな目的、
10年前、1ヶ月の語学留学でお世話になった
ホストシスターと仲間たちに再会。
「気軽におしゃべりできるところを!」とリクエストしたところ
選んでくれたお店はコリアンバー。
サムギョプサルを細かく切って、キムチも添えて
お皿に盛り付けるスタイルが斬新。
そして、想定外のサッポロビールやたこ焼き、串焼き。
(コリアンバーというか、アジアンバー???)

当然だけれど、10年も経っていればみんなそれぞれの道に立つわけで、
腕にも胸にもTatooをガッツリ入れてセキュリティやってる!とか
元気溌剌中学教師、今は妊娠6ヶ月!とか
仕事はホテル関連の事業を少々、Webデザイナー!とか
お酒にまつわる仕事に張り切っていたら、あれシングル歴何年目?とか
それはもう色々で。

今回会えなかった仲間もいるけれど、
何にも変え難い、とても素敵なひととき。

その後、ホストシスターともう1人とで
今度は正真正銘Japanese IZAKAYAで飲み直し。
(あれっ?て。女2人+男1人の3人が、どうも自分的に一番落ち着く配置だと気づく今)

恋愛観や、相手に求める理想やら、
この中で先に彼女・彼氏をゲットするのは誰だ!とか
それはそれは楽しい話を、日本酒片手に、枝豆をつまみながら。
楽しい時間はあっというまで、気がつけば店の中はノーゲスに。
YAMAZAKIのショットを煽って、
「10年後、またモントリオールで会おう」の約束をしてお開き。

心地よい秋の夜風を感じながら。
10年後に思いを馳せながら、それぞれ帰路へ。

宿はAuberge Saintlo Montréal Hostel
10人部屋で、自分だけのスペースはベッドのみ。
格安・好立地・朝食無料・高評価!でトントン即決。(予約は8月、この日をどれだけ待ったことか!)

深夜に帰ってきたので部屋は真っ暗で
シャワーを浴びられなかったので
翌朝、手早く済ませた。
夜目が効く方でよかった、薄暗闇の中でそっと化粧も済ます。

7:30起床
朝ごはんはこんな感じ!
「今日はたくさん食べ歩きしたい」と控えめに。

9:00
いよいよ街へ!基本は徒歩で移動
たまにmétroを活用しながらガンガン観光していきます。

Ville -Marie Chinatown

バスガイドさんイチオシだった
JADE Restaurant
叉焼包をサクッと頬張る


10:00
Old Montreal

La basilique Notre-Dameは修繕中
コロナのロックダウンで
2年間すべての経済が停止
時を取り戻すように
街はconstructionだらけ
噂のLE PETIT DEP
Espresso


10年前に訪れた場所の中で、一番印象が残っている場所
Jacques Cartierへ
当時"Artistの道"と呼ばれていた小道は、なぜか”造花ストリート”に。
ここで、10年前にも写真を撮っている。
木が成長したようで!当時の写真に
背景として写り込んでいた裁判所が隠れてしまっていて、時の流れを実感。
港は、横浜のよう
大好物の階段

12:00
Atwater Market

リトルイタリーのJean Talon Marketにいくか、métroの改札を通った後も悩みに悩み、結局Atwater Marketを選択。

これが大正解!
シャルキュトリーや焙煎所、メープルシロップの露店
鮮やかな花や野菜を目で耳で鼻で楽しむ。

お待ちかねランチタイムは
何やら昔のcommune@原宿のようなテラスで。

最高の組み合わせ。
タコスとキーライムパイ。


13:30
マーケットを後にし、次の目的地
美術館に向かう。
意外と歩ける距離だったので、
徒歩でのんびり移動。
道すがら、一枚の絵に引き留められて、
小さなギャラリーへ。

TIAN CONTEMPORAIN
白い壁、ガラスから差し込む光、影。


旅において目的地やスケジュールを、
パンフレットやガイドブックをみながら事前に決めることはあまり好まない。なるべく、新鮮な気持ちで瞬間を捉えたいから。
”最低限、足と枕だけ決めて、あとは当日組んでいく”
思いがけない素敵な出会いは
このスタイルだからこそ訪れる。
1時間ほど、じっくり空間を堪能。

14:00
モントリオールはアートの街。
カナダ最古でたくさんの展示物が並ぶ「モントリオール美術館」と、唯一のコンテンポラリーアートの美術館「モントリオール現代美術館」を梯子鑑賞。

二つの美術館を結ぶ道路にも遊び心満載
MAYA!
思わぬところで東海道五十三次。全部順番に見ていくと
季節の移り変わりや人の気配が感じられて、とても面白い!
あちこちから「Oh」だの「Ah」だの、感嘆のため息が聞こえてくる。
柳宗理
天目茶碗
美濃焼も発見!
民藝

16:00
The Montreal Eaton Centre
Eaton Centreは職場の最寄りにもある巨大ショッピングモール
モントリオールのそれは10年前にも訪れた場所なので、
何か思い出すこともあるでしょうと足を運ぶも、
全く蘇ることのない記憶。

突如現れた素敵空間、
TimeOut MARKETを満喫。

ショップ一つ一つに、TimeOut的目線でキャプションが付いている
魅力を引き立てる演出にワクワク


店頭も、あえて個店ごとのカラーは封印して
黒と白を基調とするシックな佇まい。これは、いいぞ。
と気分が乗ってきたところで
リゾットとモクテルを注文。

なんて心地よい贅沢!!

いよいよ旅も終わりの時。
復路はVIA Railで。


23:00
Toronto Union着。
着いた瞬間に「あーただいま。安心する…」となったのは意外な体験。
Torontoは好きな街ではない、
TTCは止まるし停電する、
ダウンタウンはホームレスや薬物中毒者だらけ、
けれど
住めばそれなりに、ホームになるのね。

少しずつ、考え方にも変化があることを実感する
今夜この頃。(深夜1時)

今後の人生において、
「何をいちばん大事にするか」
どんな選択をしたって正解になるんだけれど。
このタイミングで、
じっくり優先順位なんかつけちゃったりして
考えてみてもいいかも、なんて
何かの始まりを引き連れてくる、
そんな2日間でした。

旅の何が気持ちいいって。
トロントでは節約の毎日で、コーヒー1杯すら購入を悩む生活。
「旅行の時くらい…」で財布の紐を緩めたところ、これはたまらない!
吟味して、本当に欲しいものを選ぶ楽しさ。

それはそれは、心を潤す2日間だったのでした。



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