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きゅん短歌 8

元カレが漫談家になる?!

愛なのか
執着なのか
知らねども
寝ても覚めても
きみの影追う

「〇〇漫談をやることにした!こいつと!」
と、見知らぬ女の子を相方として紹介してきた元カレ。
はい?衝撃すぎて、ナニ漫談と言ったのか忘れたわよ。え?漫才じゃなくて漫談?ふたりで?
しかも若返ってた!
顔パツパツの可愛いあの頃に戻ってた!
やっぱり可愛い(//∇//)

あ、夢です。夢の話。

私と正反対の底抜けに前向きな女性を妻にして、継いだ会社を某企業大賞まで獲る優良企業に押し上げたのに「漫談」?
自分とつきあっていた頃は会社を継ぐのが嫌で逃げ回っていたのに、まさにアゲマンと呼ぶべき素敵な奥様と結婚してから会社を成功させたことを知って、心から祝福していたのになぜ漫談?
あ、いや、漫談に罪はない。
けど!
なぜ今、そのカレが出てくるの?
互いに嫌いになって別れたわけじゃない。
どうしても2人では解決できない事情で泣く泣く別れた。
だから別れて数年間はずっと「幸せになってるかな?なってほしいな」と気にしていたし、向こうも心配してくれてることを人伝に聞いて知っていた。
でも、時が経ち、幸せに暮らしている、とわかってからはあまり思い出さなくなっていた。

なのに、なぜ今?
私に何を伝えたいんだい?

そしてナニ漫談だったんだ?!



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