西原なつきさんのブエノスアイレス市立タンゴオルケスタとの素晴らしい競演動画
西原なつきさんとブエノスアイレス市立タンゴオルケスタ
西原なつきさんというバンドネオン奏者がいらっしゃいます。10年前、アルゼンチンのブエノスアイレスに単身乗り込んでバンドネオン修業をされているそうです。
わたくし、この方にお会いしたこともありませんし、何の知りあいでもないんですが、時々YouTubeで動画を拝見しています。
このたび、ブエノスアイレス市立タンゴオルケスタのコンサートのソリストとして演奏されたそうです。これが良い動画なんですが、再生数が伸びません。
「現代の日本では音楽演奏が必要とされてないんだなぁ」
と感じます。
というわけで、微力ながらご紹介します。
音楽好きの皆さん、タンゴ好きの皆さん、ご覧になってください。良い演奏です。ある日本の方の、一つの到達点を記録した素晴らしい映像です。
余談:現代の日本では音楽演奏が必要とされてない
ところで余談ですが、西原なつきさんの動画再生数の伸びなさを見て思い至ることがありました。
この8年ほど何人かのアンプラグドな音楽家のお手伝いをしてみて、
「現代の日本では音楽演奏が必要とされてないんだなぁ」
と痛感しました。「音楽」は必要とされてますよ。「音楽演奏」が必要とされてないんだなぁ、と。
それはつまり、敗戦〜昭和40年代もしかすると昭和60年代までとの対比なんですが、日本では戦後、進駐軍が音楽演奏を必要として大盛況になり、その後、夜の街が音楽演奏を必要として大量に音楽家の需要が存在しました。
当時、音楽演奏は確かに必要とされていました。
詳細は↓に記していますので、ご興味おありの方はご参照を↓余談でした。