立ちすくむときに、アルバムを開いて
すべてが順調にみえるのに、
やることも分かっているのに、
立ちすくむ。
自信と気力が、足りていないように感じて。
停滞したまま、
あるきっかけでいつかの写真を見返す。
多くは旅と人の写真で、
今もいる人、もういない人、
あのときあった景色、ふとした日常
たくさんの笑顔。
それらがすべて今の私に繋がっていることと、
それらが私の今を支えてくれていたことに、気づく。
色んな人が、後押しして、支えてくれていた。
私ひとりでやり遂げていることなんてひとつもなかった。
「私の力では、立ち向かえない」なんて、
なんて自分の力を過信した考えだったか。
パワーをもらって、肩の力は抜けて、
嬉しいのでここに記す。
強がりよりも 周りへの感謝を
今もいてくれる人へ。もういない人へ。
私は等身大で。それは小さくて当然で、
私は何をするのかが分かった。